Sunday, 19 January 2014

全豪2014 予選DAY3観戦記 (その5) コニュー vs ヨハンソン

ショーコート3では、年始のオークランド1Rで第1シードのロベルタ・ビンチをフルセットで下し衝撃を与えたクロアチアの16歳、アナ・コニューがマチルダ・ヨハンソンに既に1セットアップ。

Ana Konjuh

昨年全豪ジュニアで優勝した際は、15歳とはとても思えぬ落ち着きぶりが印象に残ったコニュー。一年の時を経て、益々ある種の風格が備わってきた。何度も繰り返すがまだ16歳になったばかりで、現在は241位。


P1080338セカンドサーブでこんなどっしりした人にこんな中に入って構えられたら、相手は相当な威圧感を覚えることだろう。とは言え、集中力にはまだまだムラがあるらしい。ミスも多く、第2セットはタイブレークでヨハンソン。


Mathilde Johansson

28歳のベテラン、マチルダ・ヨハンソン。今まで試合を見て特に印象に残る点はなかったが、この日はしばしばフランス語で感情を爆発させながらも試合に食らいついていて、見ていて面白い。


P1080341そんなヨハンソンを見守るアメリー・モーレスモ。


ファイナルセットはどちらに転んでもおかしくない展開だったが、コニューが押し切った。コニューは決勝でオルガ・サブチュクに3ゲームしか与えず勝利。本戦1Rでは第4シードのリー・ナに6-2 6-0で敗れたものの、コニューがアイラ・トムジャノビッチ、ドナ・ベキッチと共に来るクロアチアの黄金時代を担う選手の一人になる可能性は大と言って差し支えないだろう。


Women's Qualifying Singles - Round 2
Ana Konjuh (CRO) def. Mathilde Johansson (FRA) [18]
6-2 6-7(5) 6-4

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