まずは伊藤竜馬選手が試合中の8番コートへ急ぐ。
先々週のブリスベンは予選決勝で惜しくも敗退となった竜馬選手。しかし、年末には一緒にトレーニングをしていたらしいドミトリー・ツルスノフさんから手ずからの料理をごちそうになる等、ツアーへの食い込みぶりは目を見張るものが。
対戦相手のダニエル・コサコウスキは21歳。現在590位で、キャリアハイは昨年4月の230位だ。公称185cmとの事だが絶対嘘。
バックはシングルハンド。
竜馬選手は第1セットはミスが多くて落としたが、第2セットに入ると本来の伸びやかなストロークが見られるようになった。いいぞ!
第2セットの終わりには錦織くんの姿も。1ゲーム見ただけですぐに帰ってしまったけれど。
ファイナルセットも先にブレークして3-1。ストロークで完全に圧倒していたこともあり、正直に言うと見ているこちらも完全に油断をしていた。久々に強い日差しの下で長く座っていたためか若干頭がボーッとしている間に、試合の流れは完全にコサコウスキに。竜馬選手はリズムを再び見失ってしまったようで、エンドチェンジでベンチに戻ると陣営に向かって「お手上げ」と言った風に軽く両手を上げた。これまで見た試合では一度乗ったら多少のどんぶらこはありながらもそれなりに試合を作っていたのに、この日は自信なさげにラケットを振るばかりでゲームセットに向かって一目散。これは新しいパターンだな。ブリスベンの予選決勝もファイナルセットで1ゲームも取れなかったのが気になっていたが、この試合もあまり印象のよろしくない終わり方だった。スランプなのかな?元気出せ。
Men's Qualifying Singles - Round 1
Daniel Kosakowski (USA) def. 伊藤竜馬 [30]
6-3 2-6 6-4
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