Tuesday, 16 July 2013

ラドワンスカ ESPN「BODY ISSUE」インタビュー & ヤノヴィッツ、クボットと大統領表敬訪問

今や毎年恒例となった、各界の著名アスリートが鍛えあげた肉体を惜しげもなく公開する米ESPNマガジンの「BODY ISSUE」号。これまでテニス界からはセリーナ・ウィリアムズ、ベラ・ズボナレワ、ダニエラ・ハンチュコワが登場した同誌に今回ジョン・イズナーと共に選ばれたのは、先のウィンブルドンではベスト4のアニエシュカ・ラドワンスカ。

同誌からなかなか興味深かった彼女のインタビュー等。

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自分の体で好きなところは?

アニエシュカ・ラドワンスカ(以下AR): あまりジムワークをしなくても、締まった状態をキープできるのは幸運だと思う。テニスはほとんど毎日プレーしなければならないから、自分が望むほどジムで過ごすことはできない。でも、物心ついてからずっとテニスをしてきたから、かなり私のライフスタイルはかなりアクティブ。

体のどこかを変えられるとしたらどこ?

AR: 自分の利き腕の肩が故障しやすいから、多分それ。テニスで人造の腕が使えればいいのに!

トレーニングで一番好きなのは?

AR: (ポーランドの)クラクフ川沿いを妹(ウルシュラ)と一緒に走るのがお気に入り。ランニングは退屈になりがちだけど、ウラと一緒に走るとずっと楽しい。私たちがお互いを励まして、はっぱを掛け合っているのは確か。私が怪我をしたり疲れている時、妹が一緒にいてくれると分かっていることはいいもので、だから一緒に続けられる。もっと若かった頃でも深刻なけんかをした記憶がないけど、数年前大会ではお互い一線を引いていた時期があって、あれは嫌なものだった。妹は私が一番対戦したくない相手で、彼女も私について同じことを言うと思うわ。

なしでは生きていけないワークアウトやエクササイズは?

AR: 腹筋で決まりね。シングルセッションで300回以上するのが好き。私のお腹を岩のように固くしてくれる。でも、している間は『終わったらいいのに』とか『これでもっとチョコレートが食べられる』とか考えてるの。


自分の体について最大のチャレンジは?

AR: 続けて何試合もプレーすること。今年の初め、2大会連続で優勝して全豪でも準々決勝に進んだことがあって、3週間で14試合もするなんてクレージーだと自分でも思った。そんな感じに続けて勝つと犠牲が大きい。大会中はパスタのような炭水化物をたくさん食べて、疲れ果てるといけないから免疫機能を高めるため野菜を多く摂りがち。大会が終わると、テニスから完全に離れる日を最低一日は取る。ショッピング、マッサージ、テレビや映画を見るのが私の最優先事項。『24』でジャック・バウアーを見るのは最高。

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あなたは早い時期にテニスを始めたけど、成長期にお父さんが取り入れた面白かったり普通でないトレーニングは何?

AR: 私たちが子供の頃、父は教えるために本当に面白い物を使っていた。例を挙げると、私はボールを打ち始める前風船を打っていた。妹と私は二人とも小さかった。始めた頃は背がネットの半分くらいしかなかったので、父は始めに風船を使わせた。その方が持ち上げたり、ネットを越えさせるのが簡単だったから。

その他には、私を均整の取れたアスリートにする目的と、バランスやハンド・アイ・コーディネーションのようなテニスに関連した部分を向上させるために、あらゆるスポーツを勧められた。スキーや水泳はよくしたし、バレーボールやサッカーのチームにもいた。他のスポーツをプレーする事はフィットネスの維持、活動的な状態を保つこと、コーディネーションを発達させるのに役立った。スキーがお気に入りだったけど、現役中は危険過ぎるから、ここ数年はご無沙汰。何年か後に再開するのが待ち遠しい――滑り方を覚えていればの話だけど。

あなたのプレーはメンタルと体ではそれぞれどのくらいの割合を占める?

AR: テニスで成否を大きく分けるのはメンタル面。今日では女子でも鍛えている人はいる。私がトップ5の他の選手ほど強くてパワフルではないのは見ての通りだけど、私は細さを保ったままコートでの創造性でカバーしようとしてるの。クリエイティブなテニスは私にとって自然なもの。練習したり教えてもらってできるものじゃない。よりパワフルな相手と対戦する時は、自分でパワーを生み出すよりも相手のボールのペースを利用しようとしている。セリーナがサーブを打つなら、出来るだけしっかりラケットを握るだけ。そうすればどこかに飛んでいかないから!

あなたの体で驚くべき点は?

AR: 私の食習慣かな?大抵のプレーヤーは試合の少なくとも2時間前に食べるけど、私は一食分食べてすぐコートに出られる。実際そうする方が好き。普段はコートに出る30分前にパスタを一皿食べる。そうしないと試合中にお腹が空いてしまうから。その習慣は、父が私を学校で拾って試合に直行していた頃からのもの。晩御飯を食べる時間はなかったから、車の中で何か詰め込む必要があった。

自分の体を気にした事はある?

AR: 私はいつも周りの人よりかなり小さくて細かった。ポーランドでジュニアの大会に出ていた頃は年長グループに入ってプレーしていたから、私は他の子供たちよりずっと年下で小さかった。風が強く吹いたら飛ばされるんじゃない?ってよくからかわれたわ。でも、その事は私にとって問題ではなかったし、プレーの障害にもならなかった。他の女の子を怖いと思ったことはないし、そんな事は考えたことすらなかった。対戦相手について気持ちを昂ぶらせるよりも、自分のプレーに100%集中するよう教えられていた。そして、今ではツアーで年を重ねる毎に、自分が身体的に強くなっていると信じているの。

自分の強みはなんだと思う?メンタル?

AR: 自分は直感的、即興的なところが他の人と違う。自分のプレーのそういう部分はごく自然に生まれたもので、そのためのトレーニングを多くしているわけじゃない。小さい頃から積み重ねてきたものだと思う。父は風船に始まって、私たちの球感を養う訓練を重要視した。本物のボールを打ち始めた時でも、サービスラインの内側や小さいコートで打つのに何時間も使った。私はいつもパワーより技術に重きを置いてきたの。

自分の体にとって最悪の出来事は?

AR: 手術を二回受けた。一度は足、もう一度は手。どちらも痛かったけど、ビーチで寝そべっている間に日焼けした時ほどじゃないわ!両方長年テニスで酷使してきたことによる故障。いい先生がいたから、実際の手術は私にとって悪い経験じゃなかった。悪夢なのはリハビリ。プレーやトレーニングができない事に、ただ無力感とフラストレーションを覚える。でも、グランドスラムや大きな大会を一度も欠場せずに済んだから、私を見てくれた医師やフィジオには大きな恩義を感じているわ。短い期間だったけど、回復するには十分だったから。

なくてはならないジャンクフードは?

AR: ポーランドのおいしい家庭料理に勝るものはないわ。でも、マクドナルドのチーズバーガーやチーズケーキファクトリーのチーズケーキもね。全種類試したことがあるのが自慢よ!

Tennis star Agnieszka Radwanska in the 2013 Body Issue - ESPN The Magazine - ESPN

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ラドワンスカは9日、彼女と同じくウィンブルドンでベスト4入りを果たしたジャージー・ヤノヴィッツ、同ベスト8のルカシュ・クボットと共にポーランドのブロニスワフ・コモロフスキ大統領を表敬訪問。

意外とスーツが似合う男性陣二人と、ヤノヴィッツの眼鏡姿が気に入った――ただそれだけの理由で一週間も前のニュースに触れました。画像は下のリンクから。

Agnieszka Radwańska, Jerzy Janowicz, Tomasz Kubot i Bronisław Komorowski na spotkaniu z polskimi gwiazdami tenisa - Gwiazdy polskiego tenisa na konferencji prasowej w Warszawie - AfterParty.pl











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