全豪2013観戦記 DAY8 (その3) 斉藤/ハンソン vs 中川/西岡

日本ジュニア男子勢3人がコートに立つダブルスを見るため11番コートへ。

西岡良仁くん(奥)＆中川直樹くんのIMGペアが……

スウェーデンの子とペアを組んだ斉藤貴史くんと対戦。

この試合で一番目立っていたのは斉藤くんだった。パートナーのハンソンくんが大人しすぎたのもあるが、斉藤くんが率先して声を出しペアを引っ張っている。際どいジャッジの後、ジュニアは「えー？」と言いながらムスッとして終了になりがちだが、斉藤くんは「今のはワイドだった」と主審に英語ではっきり主張。あまりに堂々とした振る舞いに、てっきり外国暮らしの経験でもあるのかと思っていたが、調べてみると石川県津幡町出身との事。同町は町ぐるみでジュニアの育成に取り組んでいて、トップジュニアを次々に輩出しているとか。そんな素敵な町が日本にあったとは！

16歳の中川くんは昨年末、メキシコのジュニア・グレードA大会(クレー)で準優勝の快挙。全豪ジュニアのシングルスは予選から勝ち上がっての2R進出。





全身を使ったプレーがすごい西岡くんは、先日のフューチャーズ初優勝により今週付けのランクで245位アップの581位と大躍進。

みんなが大きく育ちますように。


Junior Boys' Doubles - 1st Round
Gustav Hansson (SWE) / 斉藤貴史 (JPN)
def. 中川直樹 (JPN) [8] / 西岡良仁 (JPN) [8]
6-4 4-6 [10-4]

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