Sunday, 3 February 2013

全豪2013観戦記 DAY3 (その3) 伊藤 vs バグダティス

前日DAY3のスケジュールが発表になった後ハイセンス・アリーナのチケットを買いに売り場へ行ったところ、日陰席は上の方しか空いてないと言われた。DAY2は平日としては大会史上最高の観客入場数を記録したとか。今年は天候に恵まれているせいか、やたら人が多い。

P1060382そんな訳で、高くて遠い場所からの観戦に。

P1060381次またいつアリーナに入るか分からないので、今後はプロフィール画像を用意しておいた方がいいかも。

P1060390第1セットは先にブレークされて1-3とされるも、そこからバグダティスがミスを連発。竜馬選手が5ゲーム連取で、予想に反して(失礼)1セットリードのスタートに。バグちゃんは一昨日の1R、vsラモス戦が深夜零時を越えるフルセットとなっただけに、さすがにお疲れ?そう言えば、バグちゃんの全豪はマーガレット・コート・アリーナのナイトセッションに入るのがお約束で、今日のようにお昼の試合は珍しいような。竜馬選手はこの隙にできるだけリードしておきたいところ。

P1060399第2セットに入ると、バグちゃんは徐々に本来のプレーを取り戻し始めた。ああ、もうちょっとのんびりしてくれても良かったのに。ラリーになると竜馬選手に先にミスが出てしまう。厳しい。

全豪では06年にノーシードからの準優勝を果たし一躍人気者。メルボルンにはギリシャ人が多く暮らすこともあり、今日も場内はバグちゃんの応援が圧倒的。試合がすっかりバグちゃんペースの様相を呈した頃、私の近くにいた年配の男性が大声で叫んだ。

“C’mon, Ito!! You’ve done it before!!”

男性は最初から竜馬選手を応援していたのだが、「before」は1Rのミルマン戦のことを指しているらしく、「前にもできたんだから、今日もできるぞ」の意を伝えたかったものと思われる。昨日の敵は今日の友。一生懸命頑張れば認めてくれる人はいるんだな。

今大会は2Rで終了となったが、日本の「Tatsuma Ito」の名前はミルマン戦を目撃した人に強烈な印象を残したようだ。


Men's Singles - 2nd Round
Marcos Baghdatis (CYP) [28] def. 伊藤竜馬 (JPN)
3-6 6-3 6-2 6-2



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