Tuesday, 1 January 2013

新年あけましておめでとうございます ブリスベンDAY2 TV観戦記他

新しい年が明けました。今年も楽しくテニスの話ができたらいいなと思っています。どうぞ本年もよろしくお願いします。

今日もだらだらと昨日のテレビ観戦の感想などです。

+++

ブリスベン二日目デイ・セッション第2試合は、第8シードのキャロライン・ウォズニアッキが、予選から出場のクセーニャ・ペルバクにファイナルセット・タイブレークで敗退する波乱。

いい試合ではありましたが、ウォズニアッキはこんな撮影をしている場合ではなかったのかも。



ところで、先日の婚約報道のきっかけとなった指輪は恋人ローリー・マキロイからのクリスマス・プレゼントだそうで、エンゲージリングではない、との事。

Brisbane International
Women’s Singles  - 1st Round
Ksenia Pervak (KAZ) def. Caroline Wozniacki [8](DEN)
2-6 6-3 7-6(1)


***

一方マリア・キリレンコ(25)は、恋人でアイスホッケーのスーパースター、アレックス・オベチキン(27)が31日、Twitterでホッケーを楽しむ二人の写真のアップに続き、

と婚約を発表。

おめでとう、キリレンコ!でも、引退は当分先でお願いします。

***

ブリスベンのデイ・セッション第3試合は、待ちに待った錦織くんの登場!相手は地元オーストラリアNo.1のマリンコ・マトセビッチ。新年(正確には大晦日)から錦織くんの試合をテレビの大画面で見られるなんて、有難いことこの上なし。

コイントスの前、主審からの試合の説明の中で、ポイント間のタイム・バイオレーションを適用する旨の通告が。最後に主審が”Any question?”と尋ねると、マリンコがタイム・バイオレーションについて再確認。ここで本当に質問する人を初めて見たような。

試合開始から程なくして、マリンコは困り顔に。オーストラリアNo.1として初めての自国の試合。恥ずかしくない試合をしなければならないのに、しかもこのアリーナの名前の主でもありデ杯監督のパット・ラフターとレイトン・ヒューイットもこの試合を見ているというのに、豪テレビの解説によるとマトセビッチはオーバープレー気味で完全に自分を見失っている、との事。それにつけても顔に出しすぎだが、平気な振りをするのも辛いだろうな。

nishikori_back_volley一方の錦織くんは、第1セット終了後トレーナーを呼んで肘のマッサージを受けたり、頬が赤かったりと万全の体調だったかどうかは不明なものの、ダウン・ザ・ラインのウィナーや華麗なハイバックボレーとため息もののショットも織り交ぜながら、勝ちゲームの展開は揺るがず。今日もかっこいい!!

第1セット5-5まではそれなりに拮抗していたように思うが、そこからは一方的だったかな?マリンコはもう少しましなプレーができたかもしれないけれど、自分のプレーができていたとして錦織くんに勝てていたかどうかというと、それはまた別の話。

とにかく錦織くん、2013年シーズンの初戦突破&キャリア通算100勝目おめでとう!フルマッチ動画はこちらで。

こちらは皆さんとっくにご覧になった動画だと思いますが、お正月なので貼っておきます。



Brisbane International
Men’s Singles - 1st Round
錦織圭[5] def. Marinko Matosevic (AUS)
7-5 6-2


***

ナイト・セッション第1試合で、地元女子No.1サマンサ・ストーサーもソフィア・アービッドソンにストレート負け。

ストーサーが大会前明かしたところによると5週間前に左足首を手術したそうで、2週間しか練習していなかったとか。この試合と時を同じくして、我が家の外からは家族連れのために上がる9時半の花火の音が聞こえてきて、一気にニューイヤーへのカウントダウンムードが盛り上がってきたものの、サマンサの苦境にとてもそんな気分になれず。

彼女と彼女のファンにとっては、今年のオーストラリアの夏もひたすら耐え忍ぶ季節になるのか?今は少しでも体調が万全に近づくことを祈るしかなさそうです。サマンサの場合体調以前の問題とか、そんな本当の事を言ってはダメ。

唯一の救いは、アシックスの新ウェアが色目も丈も良かったことです。意外とあのピンクは似合う。

Brisbane International
Women’s Singles - 1st Round
Sofia Arvidsson (SWE) def. Samantha Stosur [7](AUS)
7-6(4) 7-5


***

一気にお通夜ムードのブリスベンは、続くナイト・セッション第2試合も地元勢。ワイルドカード出場の20歳、ベン・ミッチェルマルコス・バグダティスと対戦。

根性を最大の武器とするミッチェルらしく、強敵バグちゃんにも怖気づくことなく喰らい付いていったが、終盤腰を痛めてしまったようだ。全豪までには何とか治して、少しでもいい所を見せてほしい。


Brisbane International
Men’s Singles - 1st Round
Marcos Baghdatis[5] def. Benjamin Mitchell (AUS)
6-4 6-4

***

一時音信不通とも噂されていたガエル・モンフィスが、今週出場するドーハで記者会見。

「僕はトップ10にいた。だから、もちろんそこに戻りたい。シーズンの初めはとても難しくなるだろう。自信を取り戻すため、自分が元の場所に戻った、間違いなく戻ったと実感するためには、何試合か必要になるから」

キャリアハイ7位を記録したモンフィス。昨年は膝の故障に悩まされ、現在77位。

Gael Monfils back with new ATP hopes | News.com.au

***

第8シードで昨年のベスト4、チェンナイ出場の添田豪選手は1Rでエフゲニー・ドンスコイ(81位、22歳)と対戦。6-1 6-2のスコアで59分の快勝と幸先の良いスタート。

大会公式からはフルマッチ動画の大盤振る舞い。



「オフはしっかりトレーニングを積んだので、コートでの動きが良くなった。フィットネスと同時に全てのショットの改良に集中した」

との事。2Rではギローム・ルファンとプラカッシュ・アムリトラジの勝者と対戦。

Aircel Chennai Open
Men’s Singles - 1st Round
添田豪 def. Evgeny Donskoy (RUS)
6-1 6-2


Eighth seed Go Soeda wins opening match of ACO 2013 easily; thrashes Donskoy 6-1, 6-2 - News - Aircel Chennai Open 2013

__

オークランド出場の土居美咲選手は1Rでヨハンナ・ラーソンと対戦し、こちらはフルセットの末敗退となったものの、今年の全豪は初の本戦ストレートイン。おめでとう!

ASB Classic
Women’s Singles – 1st Round
Johanna Larsson (SWE) def. 土居美咲
4-6 6-3 6-2


***

アブダビのエキシビで優勝後、ホップマン・カップ出場のため休む間もなくパース入りしたNo.1ノバク・ジョコビッチ。セルビアはこの日イタリアと対戦し、ジョコビッチはアンドレアス・セッピにストレート勝ち。

試合後ジョコビッチがファンにサインをしていた時、突然フェンスが倒れるアクシデント。足を怪我したのか、ジョコビッチは無言で退場。



2 comments:

  1. あけましておめでとうございます。
    今年も楽しみに読ませていただきます。
    特にマイナー選手の話題が読めるブログって、ここくらいなので、ほんと~にありがたいです。

    日本では今夜、とんねるずの「スポーツ王は俺だ!!」という番組の中で、とんねるずVS松岡&錦織ペアの対戦が放映されます。さらに、とんねるずの助っ人はヒューイット!そう、収録が行われたのは11月の楽天ドリームテニスの前日だったのでした。
    このところ、プレイだけではなくエンターテナーぶりも向上してきた錦織君が楽しみです。

    ReplyDelete
    Replies
    1. momoさん、あけましておめでとうございます。
      マイナー選手のことを書く時はいつも、「こんな話知りたがる人いるのかなあ?」と自問自答しながらなので、そう言っていただけるとうれしいです。

      今夜のとんねるず、楽しみですね。修造&錦織くんにヒューイット、どんな事をしたんでしょうね。と言っても私は見られないので、日本の皆さんはどうぞ楽しんで下さい。

      Delete