13番コートではラジーブ・ラムとマルコ・チウディネリの試合が佳境。
アメリカのラジーブ・ラムは昨年ニューポートで錦織くんにも勝ったことがある選手。カメラの充電が切れて写真が撮れなかったので感想は割愛したが、実はフランスのニコラ・デビルダーと対戦した1Rも見た。デビルダー目当ての観戦だったが、ラムの落ち着いた試合運びに感嘆させられることに。第2セットのタイブレでは一時2-5とリードを許しながら全く慌てず、いつの間にか逆転してストレート勝ち。日も落ちて寒さに震えながらの観戦だったが、ハイレベルなテクニックをお互いがぶつけ合ういい試合だった。
スイスNo.3のマルコ・チウディネリ。ファイナルセット5-6でマッチポイントを逃してしまった悔しさが後を引いていたのか、写真はサイドラインのジャッジに対して”This wide!!”とぶちぎれているところ。
その後試合は膠着。お互いのサービスキープで進むが、ラムはチウディネリのサービスをブレークできそうな気配はあるものの、その逆はあまり感じられない。ラムは今日もとにかく落ち着き払っていて、簡単なミスを絶対にしないのだ。
一方、引き続きジャッジが不満らしいチウディネリ。
荒れるチウディネリを見守るスイスNo.1のコーチと奥方。ちなみに、その前には先のモルチャノフ vs メネンデス-マセイラス戦も見ていた日本のファンにお馴染みのあの人の姿も。
力が同等なら最後はメンタルだったか。ラムは本戦1Rでもギジェルモ・ガルシア-ロペスに勝って、キャリア初のグランドスラム2R進出(マリン・チリッチに敗退)。
Men's Qualifying Singles - 3rd Round
Rajeev Ram (USA) [15] def. Marco Chiudinelli (SUI) [25]
5-7 6-2 11-9
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