続いて男子です。
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注: ( )内の数字はシード。
第1クオーター
☆気になる1R
● ノバク・ジョコビッチ(1) vs フアン・カルロス・フェレーロ
大会オープニングマッチは新旧No.1対決に。
ジョコビッチは大会前、誕生日を迎えたGFのエレナさんをサプライズのスコットランド旅行に連れて行ったとか。旅先で撮った写真を同地出身のマレーに送ると「そこで何してんの?」という返事が来たので、「フォトショップじゃないぞ。本当にここにいるんだ」と答えた、との事。
Wimbledon 2012: Novak Djokovic takes girlfriend to Andy Murray's Scotland home town | Mail Online
● ラデク・ステパネック(28) vs セルジ・スタホフスキ
試合巧者対決。コートサイドで見たい試合!
● マルセル・グラノジェルス(24) vs ヴィクトル・トロイッキ
23位と34位が1Rから激突。ウィンブルドンでは2R以上がないグラノジェルス。対戦成績はトロイッキの2勝1敗(全てクレー)。アップセットがあるかも。
● フアン・モナコ(15) vs レオナルド・マイヤー
ウィンブルドンではシングルス、ダブルスともに一度も勝ったことがないモナコ。初戦の相手に同国
のクレーコーターを得て、今年こそ初勝利となるか?
● ニコラス・アルマグロ(12) vs オリヴィエ・ロクス
片手バック対決。
★実現したら面白そうな試合
● 3R ニコラス・アルマグロ(12) vs リシャール・ガスケ(18)
● 4R トマシュ・ベルディヒ(6) vs リシャール・ガスケ(18)
あー、ガスケが勝たないかな、なんてなー。
● QF ノバク・ジョコビッチ(1) vs トマシュ・ベルディヒ(6)
ベルディヒには、是非一昨年の準優勝者の意地を見せてほしいもの。
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ
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第2クオーター
☆気になる1R
● ミカエル・ロードラ vs ファビオ・フォニーニ
興味深い対戦。対戦成績は1勝1敗(いずれもモンテカルロ1R)。第3子誕生を目前に控えたロードラの奮起を期待したいところ。
● ザビエル・マリッセ vs マリンコ・マトセビッチ
マトセビッチは先週、予選から出場したイーストボーン2Rでガスケに勝ってベスト8。芝を得意とするマリッセ相手にもいい勝負ができそう。
● ジル・シモン(13) vs ポール-アンリ・マテュー
1Rからちょっと悲しいフランス勢対決。
● ヤンコ・ティプサレビッチ(8) vs ダビド・ナルバンディアン
ATPが24日に発表したところでは、ナルバンディアンが先のクイーンズ決勝で起こした不祥事に関する処分について、同大会で得た賞金7万米ドル(約562万円)と150ポイントの没収でひとまず決着を見ることになったとか。
Tennis - ATP World Tour - ATP Statement On David Nalbandian
ナルバンディアンには今回の一件に懲りて冷静な態度をとることを覚えてほしいものですが、多分無理でしょう。
男子1Rの中で最も注目を集める組み合わせの一つとなったこの試合。対戦成績はナルバンディアンの2勝1敗。今年はインディアンウェルズとマイアミで対戦し1勝1敗。
★実現したら面白そうな試合
● 2R ロジャー・フェデラー(3) vs ミカエル・ロードラ
勝敗はさておき、弾道が美しい試合になること受け合い。
● 2R ジョン・イズナー(11) vs ニコラ・マユ
もういいって。
● QF ロジャー・フェデラー(3) vs ジョン・イズナー(11)
2月のデ杯では、クレーながらフェデラーに勝っているイズナー。フェデラーの3年ぶりのウィンブルドン・ベスト4進出の大きな壁になるでしょう。
ベスト4 → ロジャー・フェデラー
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第3クオーター
☆気になる1R
● 錦織圭(19) vs ミハイル・ククシュキン
ウィンブルドンでは初めてシード選手として出場となった錦織くん。腹筋の故障明けということで無理をしてほしくはありませんが、錦織くんが試合に出てくれるだけで何やらうきうきした気持ちになります。目指せウィンブルドン初勝利!
● 添田豪 vs イゴール・クニツィン
クニツィンは現在116位。ノッティンガム・チャレンジャーではベスト8ながら、クイーンズではルー・エンスン、スヘルトーヘンボスではメルツァーの前に初戦敗退と、添田選手にとっては大いに勝機あり。是非このチャンスを生かして、グランドスラム初勝利を挙げてほしいもの。そして、2Rでデルポトロと対戦しましょう。
● 伊藤竜馬 vs ルカシュ・クボット
ノッティンガム・チャレンジャーはジェシー・レヴィンに初戦敗退ながら、クイーンズでは2R進出、スヘルトーヘンボスでは2Rでユルゲン・メルツァーに勝ってキャリア初のツアーベスト8、と好調の竜馬選手。クボットは昨年ウィンブルドンでは4Rに進出していますが、今の竜馬選手なら十分勝利を狙える相手と言って良いでしょう。楽しみです。
● アンディ・マレー(4) vs ニコライ・ダビデンコ
故障中の背中に痛み止めの注射を8本打ってウィンブルドンに臨むマレー。オリンピック終了まで注射の効果がもつことを希望しているそう。
また、トミー・ハースがドイツのテレビのインタビューでマレーについて語った内容は前後関係を切り離して伝わったものとして、事情を説明するためハースがマレーを探していたとか。マレーはハースの謝罪を受け入れた、と伝えられているとの事。
Wimbledon 2012: Andy Murray on painkilling injection plan | Mail Online
★実現したら面白そうな試合
● 3R フアン・マルティン・デルポトロ(9) vs 錦織圭(19)
実現すれば09年サンノゼ以来の対戦に。見たいわ。
● 4R ダビド・フェレール(7) vs フアン・マルティン・デルポトロ(9)
意外なことに、二人ともウィンブルドンでは過去4Rが最高成績。
● 4R アンディ・マレー(4) vs マリン・チリッチ(16)
イーストボーン優勝のチリッチ。マレーにとっては厳しい戦いになるかも。
ベスト4 → アンディ・マレー
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第4クオーター
☆気になる1R
● ジョー-ウィルフリード・ツォンガ(5) vs レイトン・ヒューイット
ウィンブルドンでは並々ならぬファイティング・スピリットを発揮するヒューイット。ツォンガの指の故障の具合によってはアップセットも十分あり。
● バーナード・トミッチ(20) vs ダビド・ゴフィン
全仏ではラッキルーザーながら4R進出を果たし、ウィンブルドンにはワイルドカード出場となったゴフィン。スヘルトーヘンボスではブノワ・ペイルの前に初戦敗退でしたが、昨年ベスト8のトミッチ相手にどこまでやれるか。
ところで、トミッチでウィンブルドンと言えば09年のヒューイットの練習相手を断った事件が有名ですが、今年は二人で練習する姿が見られたとの事。さらに、グランドスラム16回優勝のトニー・ローチ氏がトミッチの父ジョンさんと打つ場面もあったとか。
It's love-all for Hewitt and Tomic
● アレクサンドル・ドルゴポロフ(22) vs アレックス・ボゴモロフJr.
名前が紛らわしい対決。
● フィリップ・コールシュライバー(27) vs トミー・ハース
ハレでは34歳ながら優勝を果たしたハースは、初戦から同国のコールシュライバーと対戦。アップセットの可能性十分あり。
★実現したら面白そうな試合
● 3R ジョー-ウィルフリード・ツォンガ(5) vs スタニスラス・ワウリンカ(25)
先の全仏4Rの対戦では、涙の敗戦を喫したワウリンカ。今回も拮抗した良い試合になるでしょう。
● 2R ラファエル・ナダル(2) vs イヴァン・ドディグ
いかにナダルと言えども、昨年モントリオールで負けた相手とは2Rで当たりたくないでしょう。
● 3R ラファエル・ナダル(2) vs トミー・ハース
いかにナダルと言えども、芝で優勝したばかりの34歳とは3Rで当たりたくないでしょう。
● QF ラファエル・ナダル(2) vs ジョー-ウィルフリード・ツォンガ(5)
これは絶対見逃せない!
ベスト4 → ラファエル・ナダル
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優勝 → ノバク・ジョコビッチ
Photographic Print of Novak Djokovic - 2011 Wimbledon Men s Final from colorsport
イズナー-マユの、"もういいって"がツボでした。これ以上的確で笑える言葉はないですよ!
ReplyDeleteやっぱりこみねさんのセンス、好きです。
オリーブさん、ウィンブルドンいよいよ始まりましたね。
ReplyDelete念のため言っておきますけど、イズナーもマユも好きなんですよ!