Wednesday, 2 May 2012

プリンス 破産法申請 ペン ダンロップを訴える

大手ラケットメーカーのプリンスが1日、日本の民事再生法に当たる米連邦破産法第11章を申請したとか。

1970年代にテニスボールマシン製造会社としてスタートしたプリンス社は、長ラケ、デカラケのヒットでラケットのトップブランドに成長。現在契約しているトッププレーヤーにはガエル・モンフィス、ベラ・スボナレワ等。看板プレーヤーだったマリア・シャラポワは、昨年1月ヘッドと契約。

負債額は、先日プリンスの債務を救済した知的財産専門会社オーセンティック・ブランズ・グループに対し6500万ドル(約52億円)、その他小売店等に1200万ドル(約9億6000万円)と見られているとか。経営はオーセンティック・ブランズ・グループが引き継ぐ、との事。

Prince Sports, in Bankruptcy, to Be Acquired by Authentic Brands - WSJ.com

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テニスボールメーカーのペンは、広告の表記を巡ってダンロップを訴えたとか。

米コネチカット州の地方裁判所に訴えたところによると、ペンと親会社のヘッドUSAは、ダンロップが広告の中で同社の製品が「世界でNo.1のボール」であり、市場全体で70%のシェアを占めていると騙り消費者に誤解を与えている、と主張。

ペン側は、ダンロップは全世界で最大のシェアを占めているわけではなく、「No.1」の表記を許されるべきではない、とも訴え。

ダンロップは、問題となっている表記の使用中止に同意したにも関わらず、実際には何もしていないとか。

The Associated Press  Tennis ball maker sues rival over claim as No. 1

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プリンスの契約プロには他にダビド・フェレール、ジョン・イズナー、ヴィクトル・トロイッキ、アレックス・ボゴモロフJr.、アルベルト・モンタネス、フアン・カルロス・フェレーロ、ブライアン兄弟、マリオン・バルトリ、ダニエラ・ハンチュコワ、ザビエル・マリッセetc…と錚々たる面々。今後は他社のラケットを使わざるを得なくなるのでしょうか。特に、2インチ長めの特注ラケットを使っているバルトリはどうするんでしょうか?

ところで私事になりますが、初めて買ったラケットはプリンスの「CTS プレシジョン110」でした。選んだ決め手は、「ラメが入った紫のフレームがきれいだった」という何か間違った理由でしたが、その後数年お世話になりました。その後も、一度ヨ◯ックスに浮気した以外はプリンス一筋。グラファイトは私には少々上等過ぎたかも。TTウォーリアは軽くて、非力な私にも使い易かったです。

プリンス、たくさんの楽しい思い出をありがとう。

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