藤原の全豪出場は6年ぶり。森田はシングルスを初戦で敗退していることもあって、是非ダブルスで雪辱を果たしてほしいところ。
藤原&森田組の第一印象は「好ペア」。特筆すべきは、藤原のリーダーシップ。何を話しているのかまでは聞こえないけれど、若いあゆみちゃんをベテランらしい心配りで引っ張っているのが見てとれる。
支えてくれる人を得て、あゆみちゃんのパワーも生きる。しばしばクロスで息が詰まるような高速ラリーの展開になるが、打ち負けないあゆみちゃん。頼もしい。ボレーの応酬でも一歩も引かない姿は、ウィリアムズ姉妹と対戦した3年前の試合でひときわ輝いていたあゆみちゃんを思い出した。
クセーニャ・ペルバク(画像左)とスローン・スティーブンス。当然かなり上手いが、藤原&森田ペアほど気が合っているわけでもなさそう。
ペルバクは昨年暮れ、国籍をロシアからカザフスタンに変更したばかり。一説には、今年ウィンブルドンを会場に行われる五輪に備え、昨年4Rに進出した彼女の芝への適性を見込まれたとも。
第1セットは4-2とリードしていたもののタイブレークに。第2セットも5-2としながら少々追い上げられる場面があったが、いずれも競り勝った。
試合後WOWOWのインタビューに笑顔で答える二人。お互いを支え合えるペアっていいもんだな。2R進出おめでとう!
Women's Doubles - 1st Round
藤原里華(JPN) / 森田あゆみ(JPN)
def. Ksenia Pervak(KAZ) / Sloane Stephens(USA)
7-6(4) 6-4
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