試合は既に第3セット。ウドムチョクは連戦の疲れが露わで、足がフラフラ。しかし、一方のシモンもこれが初戦にもかかわらず妙に疲れている様子。第3セットはタイブレに。シモンの4-3から、ウドムチョクがいずれもロングラリーから渾身のバックのダウン・ザ・ライン・ウィナー2連発。タイブレを制し、セットカウント2-1とリード。
第4セット以降、ウドムチョクは足が止まってしまう場面も度々。いつリタイアしてもおかしくない状態に見えるが、それでも時々目の覚めるウィナーを奪ったりする。何かもう気力だけで戦っている状態。
最後は及ばなかったが、持てる力の全てを出し尽くしたウドムチョク。客席からは大きな拍手。ロッカールームへの帰り道は多くのファンに囲まれ、なかなか前に進めないほどだった。
Men's Singles - 1st Round
Gilles Simon(FRA)[12] def. Danai Udomchoke(THA)
6-1 3-6 6-7(5) 6-3 6-2
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