Saturday, 10 December 2011

ストーサー 2011ニューカム・メダル受賞

5日夜、豪・メルボルンのクラウン・カジノにてテニス・オーストラリアの2011年ニューカム・メダル授賞式が行われました。

これはその年活躍したオーストラリアのテニス選手、コーチ、関係者、団体等を表彰する式で、昨年からスタートして今年が2年目。名前はグランドスラム7回優勝を誇る元世界No.1、同国のジョン・ニューカム氏にちなんだもの。
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こちらはレッドならぬブルーカーペットの模様。



マシュー・エブデンは今年ブリスベンとマスターズ上海でベスト8入りを果たし、キャリア初のトップ100入り。現在86位で、来月の全豪では初めてワイルドカードなしでの本戦出場。

メイクにかなり気合いが入っていたジャミラ・ガイドソワ

エレナ・ドキッチ。後5年はプレーしたいと思っているとか。

アナスタシア(左)&アリーナ・ロディオノワ姉妹。姉アナスタシアには夏頃パートナーとの破局報道がありましたが、この日は元気そう。落ち込んでいるロディオノワを見て気の毒に思ったりしたくないので、是非以前のようなビッチな彼女に戻ってもらって、またクズネツォワに試合後の握手を拒否されたりしてほしいです。

麗しい3人娘は左からオリヴィア・ロゴウスカ、サリー・ピアース、イザベラ・ホーランド
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昨年は欠席、ビデオのみの登場だったレイトン・ヒューイット。今年は妻ベックさんを伴って来場。競技にかける熱意、リーダーシップ等を評価されて「Spirit of Tennis」賞を受賞。



オーストラリアのデ杯最多勝選手であるヒューイット。スピーチの大半を占めたのは、やはりデ杯に賭ける思い入れ。アウェーのクレーで戦った00年デ杯ワールドグループ決勝vsスペイン戦、第4試合でフアン・カルロス・フェレーロと対戦。自分が負けたことで優勝を逃し、当時監督、コーチとして最後の年だったトニー・ローチ、ジョン・ニューカム両氏に会わせる顔がなくロッカールームに帰れなかったこと、また先日のワールドグループ・プレーオフ vsスイス戦で初めて第5試合に出場し、スタニスラス・ワウリンカに負けたことはまだ乗り越えられていないとも。これまで偉大な先輩プレーヤーたちが何のためにデ杯を戦ってきたか、若い世代にも伝えていきたい、との事。
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ヒューイットのスピーチの中で、彼の親友でもあるピーター・ルチャック(32)が来月の全豪ダブルス出場を最後に引退することが明らかに。シングルスの予選にも出場するそう。
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いわゆるMVPにあたるニューカム・メダルは、全米でグランドスラム初優勝を果たし、豪選手としては02年のヒューイット、女子選手としては31年ぶりのGSウィナーとなったサマンサ・ストーサーが昨年に続き2年連続の受賞。



今年ウィンブルドンで1R敗退を喫した後、借りていた家の台所の床で涙を流し、昨年優勝したチャールストンでは2R敗退後、クラブハウス前の芝生で蚊に刺されながらコーチのデビッド・テイラー氏と長々と話しこんだりしたとか。

また、先日彼女のブログで07年にライム病で苦しんでいた時の詳細が明らかになったのですが、当初は何度検査しても原因不明で、頭痛に耐えられず夜中や早朝に病院に駆け込んだこともあった、との事。治って本当に良かったですね。
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最後に現・元プレーヤーの集合写真。一応グランドスラム優勝者なのに、今年の受賞者なのに、ヒューイットはちょいと遠慮し過ぎでないかい?

Flickr: Newcombe Medal's Photostream (他の画像はこちらで)


Australia National Flag 3ft x 5ft
B000V96E7I

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