全米2011 DAY5でひとりごと

Friday, September 2 (DAY5の全ての結果はこちらで)

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Women's Singles - 3rd Round
Samantha Stosur(AUS)[9] def. Nadia Petrova(RUS)[24]
7-6(5) 6-7(5) 7-5

第2セットで3つあったマッチポイントを逃し、ファイナルセット第12ゲーム、5つ目のマッチポイントでようやく決着。大会女子史上最長となった3時間16分の試合を競り勝ったのはサマンサ・ストーサー。

第1セットまでは気楽に見ていたのですが、第2セットに入ると次第に旗色が悪くなってきたので、いたたまれず部屋の掃除に取り掛かりました。終わってPCをチェックするとまだ試合が続いていたので、慌ててお昼ご飯を作りに台所へ。時々我慢できずにパソコンをチラ見するのですが、これがね、その度サマンサがポイントを落とすんですよ、本当にね！ジンクスに囚われているのか、ただ恐ろしくて見ていられないだけなのか、自分でももう分からなくなってきました。

以下はダイジェストからの感想。



ラリーを制して力こぶ自慢(画像左)をしたり、4回目のマッチポイントを凌いだ後も爽やかな笑顔を見せる等、厳しい戦いの中にあってもユーモア溢れるペトロワ。ああ、その余裕をサマンサにも分けてほしい！




今大会気がついたのは、サマンサの”C’mon!”の声が画面の向こうからはっきり聞きとれるようになったこと。エンドチェンジでは珍しくラケットを激しく投げつける場面も(画像右)。闘争心を前面に押し出すようになった表れ？それでも、地面ではなくバッグの上にしておくところがまだまだ優しいか？
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Women's Singles - 3rd Round
Flavia Pennetta(ITA)[26] def. Maria Sharapova(RUS)[3]
6-3 3-6 6-4

ペネッタがシャラポワを倒す番狂わせ。例によってサーブに苦しんだシャラポワ。今日のダブルフォルトはペネッタの倍の12。気合を入れるのに太ももを叩く手にもあまり力が入っていなかったような。
ところで傑作だったのは、ウィンブルドン・ジュニア女子優勝、15歳のアシュリー・バーティがこの試合中アップしたツイート。彼女の優勝候補はシャラポワだったそうで、「苦しんでいるけど、彼女は諦めないって私は知ってる」と前置きした上で、


「シャラポワはプレーを少し変える必要があると思う。彼女にはプランBもCもなさそう。Aゲームで大抵いけちゃうから」

……おっしゃる通りでございます。

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Women's Singles - 3rd Round
Vera Zvonareva(RUS)[2] def. Anabel Medina Garrigues(ESP)[30]
6-4 7-5

昨年準優勝のベラ・ズボナレワ。検査の結果、テニスプレーヤーの友バナナにアレルギーがあると判明。以来口にしていないとか。

For Zvonareva, No Bananas Today - NYTimes.com
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Women's Singles - 3rd Round
Maria Kirilenko(RUS)[25] def. Christina McHale(USA)
6-2 6-3

今日もかわいいキリレンコは地元期待の星に付け入る隙を与えず。4Rではストーサーと対戦。
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Women's Singles - 3rd Round
Sabine Lisicki(GER)[22] def. Irina Falconi(USA)
6-0 6-1

リシキは地元のファルコーニに1ゲームしか与えず。

一昨年のホップマン・カップ。地元パース出身のケーシー・デラクアを下した後のインタビューで、大勢の観客を前に口では「皆さん、ごめんなさーい」と言いつつ心底嬉しそうな顔をしていた彼女を思い出しました。
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Women's Singles - 3rd Round
Shuai Peng(CHN)[13] def. Julia Goerges(GER)[19]
6-4 7-6(1)

背中の故障に苦しんでいるゲルゲス。マッチポイントを4回凌いでタイブレークに持ち込むも、ペンに一歩及ばず。
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Women's Singles - 3rd Round
Monica Niculescu(ROU) def. Lucie Safarova(CZE)[27]
6-0 6-1

Women's Singles - 3rd Round
Angelique Kerber(GER) def. Alla Kudryavtseva(RUS)
6-3 6-1

ペン(14位)、ペネッタ(25位)、ニクレスク(68位)、ケルバー(92位)の中からセミファイナリストが出ます。
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Men's Singles - 2nd Round
Andy Murray(GBR)[4] def. Robin Haase(NED)
6-7(5) 2-6 6-2 6-0 6-4

ハーセは簡単には負けないとは思っていたけれども、マレーに勝つともまた思ってなかった。そんな予想通りの結果に。
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Men's Singles - 2nd Round
Rafael Nadal(ESP)[2] def. Nicolas Mahut(FRA)
6-2 6-2 Ret.

マウは腹筋の怪我によりリタイア。
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Men's Singles - 2nd Round
Alex Bogomolov Jr.(USA) def. Rogerio Dutra Da Silva(BRA)
6-4 6-3 7-5

ソダーリングと対戦予定だったはずが欠場。代わりに上がってきたラッキールーザーのダ・シルバを下しボゴモロフJr.が3R進出。次のvsジョン・イズナー戦は彼の真価が問われる試合になるでしょう。
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Men's Singles - 2nd Round
Andy Roddick(USA)[21] def. Jack Sock(USA)
6-3 6-3 6-4

ワイルドカード出場のジャック・ソックは、再三ロディックを前後に揺さぶる等18歳らしからぬ落ち着いたプレー。

それはそうと、いつもの事とは言えどこを触っているのか。
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Men's Singles - 2nd Round
Donald Young(USA) def. Stanislas Wawrinka(SUI)[14]
7-6(7) 3-6 2-6 6-3 7-6(1)

4時間20分の接戦を制したのは22歳のドナルド・ヤング。4月、チャレンジャーで優勝した自分に自動的に全仏のワイルドカードが与えられないことを不服とし、良くない言葉とともに米テニス協会を攻撃するツイートをして問題になった彼。当時ヤングに謝罪するよう意見していたパトリック・マッケンロー氏も、試合後Twitterを通じて「彼は男になった」と讃えたとか。3Rではチェラと対戦。

一方、試合終盤意味不明につまらないミスを犯す場面が目立ったワウリンカ。パートナーとの破局を発表した年明け辺りのかなり切れていたプレーを思い返すに、昨年末彼が生まれたばかりの赤ちゃんを置いて家を出たのは、勝負勘のようなものを失う恐れを本能的に察した結果の行動だったのかも。先日パートナーの女性がお嬢さんを連れて試合会場に現れたところを見ると私生活は落ち着きつつあるようで、それはそれで彼が人の道を外さずに済んで喜ばしいことなのですが、誰もがフェデラーのように家族を持てば即安定した成績に繋がる、というわけでもなさそうです。

まだまだ若いワウリンカ。何とかして家庭と仕事を両立させる道を見つけてほしいもの。
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Men's Singles - 2nd Round
Igor Kunitsyn(RUS) def. Jurgen Melzer(AUT)[17]
3-6 6-3 1-6 6-2 7-6(5)

Men's Singles - 2nd Round
David Nalbandian(ARG) def. Ivan Ljubicic(CRO)[30]
6-4 1-6 6-3 6-2

クニツィンは第17シードのメルツァーに、ナルバンディアンは第30シードのリュビチッチに勝利。次の相手はクニツィンがミュラー、ナルバンディアンはナダル。
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Men's Singles - 2nd Round
Julien Benneteau(FRA) def. Denis Istomin(UZB)
6-4 6-4 6-4

ワイルドカード出場のベネトーがイストミンにも勝利。3Rでは決して絶好調とは言えないロディックと対戦へ。
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Men's Singles - 2nd Round
Juan Ignacio Chela(ARG)[24] def. Steve Darcis(BEL)
6-2 6-4 6-4

同国スティーブ・ダルシスの応援に駆けつけた1R敗退のザビエル・マリッセ。しかし、試合そっちのけでGFの女優エミリー・デュプイさんとアハハハウフフフ。

Sportwereld - FOTOSPECIAL. Malisse en vriendin dolverliefd (画像はこちら)
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Men's Singles - 2nd Round
Gilles Muller(LUX) def. Ernests Gulbis(LAT)
3-6 7-6(4) 6-4 7-6(5)

08年ベスト8のジル・ミュラーがウィンブルドンに続いて3R進出。
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Men's Doubles - 2nd Round
Colin Fleming(GBR) / Ross Hutchins(GBR)
def. Max Mirnyi(BLR)[2] / Daniel Nestor(CAN)[2] 6-3 7-5

男子ダブルスは、第1シードのブライアン兄弟に続き、第2シードのミルニー＆ネスター組もフレミング＆ハッチンスの英国ペアの前に敗退。
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Women's Doubles - 2nd Round
Jarmila Gajdosova(AUS)[16] / Bethanie Mattek-Sands(USA)[16]
def. Mariya Koryttseva(UKR) / Tatiana Poutchek(BLR)
5-7 6-1 6-4


前日シングルス2Rの惨敗後、ファンから辛辣な批判を受けTwitterのアカウントを停止したガイドソワが、早くも近々の再開を宣言。やっぱりな！

何でもWTAが対応しているとか。余計な仕事が増えてお気の毒なことです。
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Junior Boys' Qualifying Singles - 1st Round
後藤翔太郎(JPN) def. Xin Gao(CHN)[8]
6-1 6-2

Junior Girls' Qualifying Singles - 1st Round
Marcela Zacarias(MEX)[9] def. 伊藤夕季(JPN)
6-7(4) 6-2 6-2

Junior Girls' Qualifying Singles - 1st Round
Chalena Scholl(USA) def. 足立真美(JPN)[10]
6-0 6-1

ジュニアの予選がスタート。

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