Monday, 29 August 2011

全米2011優勝予想&注目カード 男子

心配されたハリケーン「アイリーン」でしたが、過ぎ去ってみれば大騒ぎするほどのものでもなかった模様。全米は予定通りのスケジュールで始まりそうです。

ところで、昨夜からこのブログのページを開く度に行の間隔が狂う障害が発生しているのですが、どうやらBlogger側が何か作業をしているようです。最初はいちいち修正していたんですが、直しても直してもまたおかしくなるいたちごっこで、諦めることにしました。読者の皆様には一部読みにくくてお世話おかけします。そのうち元に戻ると思います、多分。

優勝予想他、続いて男子です。ドローはこちら

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<第1クォーター>


【1R注目カード】
  • 錦織圭 vs フラビオ・チポラ(106位)。今週46位で再び修造越えにリーチの錦織くん。対戦相手のチポラは、おととしの全豪以降GS本選に3回出場で1R突破なし。ここは順当に勝って、2Rでドルゴポロフとの対戦を希望したいところです。しかし、錦織くんの今大会の目標は自己記録更新の「ベスト8」だとか。となれば、4Rで当たる予定の打倒ジョコビッチを目指すしかない!
  • モンフィス vs ディミトロフ。ネームバリュー的には注目度大ですが、モンフィスがすんなり勝ちそうな。
  • カルロビッチ vs F・ゴンザレス。
  • ガスケ vs スタコフスキ。全仏で天才覚醒の予感を漂わせ多くのファンを歓喜させたガスケでしたが、北米シーズンはモントリオールとシンシナティに出場し、いずれも3R止まり。うーん、まだまだ先は長そうです。
  • マリッセ vs グラノジェレス。2年前のドーピング検査違反で、キャリアの崖っぷちに立たされているマリッセ。これが最後のグランドスラムになんてことになりませんように。

【実現したら面白そうなカード】
  • 2R 錦織 vs ドルゴポロフ。どんな試合になるのかな?楽しみすぎます。
  • 3R ベルディヒ vs ティプサレビッチ。
  • 同 ジョコビッチ vs ドディグ。 88位でスタートした今年、全豪2Rでは優勝したジョコビッチからただ一人セットを奪い、モントリオール2Rではナダルを倒す等の活躍で今週33位のドディグ。地味キャラからいつの間にかGSシード選手へ出世です。シンシナティ2Rのvsモンフィス戦は右膝の怪我で途中リタイアしていますが、今回もジョコビッチを苦しめることができるか?
  • 同 錦織 vs ガスケ。いつぞやのジャパン・オープンの借りを返そう。
  • 4R 錦織 vs ジョコビッチ。ここまで来れるだけでも気絶もの。

ベスト4→ノバク・ジョコビッチ

<第2クォーター>


【1R注目カード】
  • 添田豪 vs ケビン・アンダーソン。日本勢で今回ただ一人予選を突破した添田選手は、GS予選突破も全米本戦入りも初、との事。おめでとうございます。 アンダーソンは現在キャリアハイの34位と、今年に入ってからかなり調子が良いですが、良い勝負はできると思います。頑張って!
  • ステパネック vs コールシュライバー。一時の不振を乗り越え今月ワシントンD.C.で2年ぶりに優勝したラデク・ステパネック。一気にトップ30への復帰を果たし、全米では久々にシードがついたものの、1Rを勝っても2Rでモナコ、3Rでトロイッキと相変わらずGSのドローはやたら厳しい。

【実現したら面白そうなカード】
  • 3R ヴェルダスコ vs ツォンガ。
  • 同 ステパネック vs トロイッキ。
  • 4R フェデラー vs ステパネック。
  • 同 フィッシュ vs ツォンガ。 ロディックが調子を落としている今、北米シーズンをアトランタ優勝、LA準優勝、モントリオール準優勝、シンシナティはベスト4と堂々の成績を残したマーディ・フィッシュ。アメリカNo.1としては初の全米に挑む今回は、ちょっと頑張りそうな予感。
  • QF フェデラー vs ツォンガ or フィッシュ。

ベスト4→マーディ・フィッシュ

<第3クォーター>


【1R注目カード】
  • 伊藤竜馬 vs フェリシアーノ・ロペス。改めてGS本選初出場おめでとうの伊藤選手。本戦に日本人男子が3人も出場するのは、少なくともオープン化以降では初めて?日本のテニスはいよいよ男子にも明るい光が差し込み始めたようです。
  • イズナー vs バグダティス。アトランタ準優勝、ワシントンD.C.ベスト4、ウィンストン‐セーラム優勝と、アメリカNo.3のジョン・イズナーも北米シーズンで立派な成績。1Rでバグダティスとの対戦とはもったいなさすぎ。

【実現したら面白そうなカード】
  • 2R ソダーリング vs ボゴモロフJr.。98年、アンディ・ロディックを破り全米16歳以下を制したアレックス・ボゴモロフJr.。しかしプロ入り後の道は決して平坦なものでなく、05年に喘息スプレーがドーピング検査にかかり陽性(現在は合法の薬物)。06年には元アメリカ期待の星、アシュリー・ハークルロードとの短い結婚生活が終了。06年には手首を故障。その後恋人が妊娠。生活費を稼ぐため、一時はコーチの仕事も。

    手首の故障中、彼にとって文字通り怪我の功名となったのは、故障前は「no idea」だったという攻撃、防御の両面におけるスライスの使い方を覚えたこと。さらに助けとなったのは、今年全豪で一緒に練習したフィッシュから、「この調子で行けば、年末にはトップ50に行けるよ」と言われたこと。以降、大会で一緒になる度練習を共にし、その都度フィッシュから励ましの言葉をかけられたそう。また、以前の彼は試合に負けた後は電話の電源を落とし、次の大会が始まるまで誰とも口をきかず部屋に篭ることが常だったものの、今は夜に一杯ビールを飲んで、翌日には練習に戻るようになったとか。

    ウィンブルドンでは3R進出。ランキングは現在キャリアハイの44位。ボゴモロフのこれまでの全米の成績は、01年から5年連続で出場し1R突破なしですが、ソダーリングは手首の故障で北米シーズンをスキップしていることもあり、大アップセットの予感ありあり。

    Battler Bogomolov rises up rankings against the odds | Reuters

  • 同 マレー vs ハーセ。 今月初めキッツビュールでツアー初優勝、先週のウィンストン・セーラムでもベスト4と好調のロビン・ハーセ。体調さえ良ければ、簡単には負けないでしょう。
  • 3R シモン vs デルポトロ。

ベスト4→アンディ・マレー

<第4クォーター>


【1R注目カード】
  • アルマグロ vs ベネトー。先週ウィンストン‐セーラムで予選から勝ち上がり準優勝を果たしたジュリアン・ベネトー。QFとSFで勝った後、コートで見せた彼のダンス(右)はなかなかのものでした。勢いのある今もうひと仕事して、今度は是非より目立つ場面で踊ってほしい。
  • ユーズニー vs ガルビス。先月LAでツアー2回目の優勝を果たしたエルネスツ・ガルビス。上手くいけば07年以来の全米4R進出があるかも?

【実現したら面白そうなカード】
  • 2R リュビチッチ vs ナルバンディアン。 ナルバンディアンにはこのままズルズル消えてほしくないんですよ。
  • 同 F・メイヤー vs O・ロクス。

ベスト4→ラファエル・ナダル

優勝→ノバク・ジョコビッチ

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