Tuesday, 5 July 2011

ウィンブルドン2011 DAY13でひとりごと

Day 13: Sunday 3 July


Gentlemen's Singles – Finals
Novak Djokovic(SRB)[2] def. Rafael Nadal(ESP)[1]
6-4 6-1 1-6 6-3


ジョコビッチがウィンブルドン初優勝で、初No.1に華を添えました。おめでとう、ジョコビッチ!!



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優勝が決まった直後、センターコートの芝をつまみ食いしたジョコビッチ。



「動物になった気がした」
「どんな味がするか知りたかった。おいしかったよ。ただ思いついた。分からないけど。本当に自然にそうなった。計画はしていなかった。自分の感動と喜びを、どう表現したらいいか分からなかった」」

Watch Novak Djokovic Eat the Wimbledon Grass [Video]

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試合後のジョコビッチの会見より。

「人生の目的を達成するのと夢を叶えるのを、3日間で全部やった」
「この先決して忘れることのない、信じられないほど素晴らしい気分だ。今日は僕のテニス・キャリア最高の日」
「これからもウィンブルドンに来るのは間違いないし、さらにグランドスラムのトロフィーを狙う。ていうのは、僕はこのために生まれてきた」
「テニスのチャンピオンになりたい。もっとグランドスラムで勝ちたい」
「あの瞬間の気持ちは何と表したらいいか分からない。今までコートで得た最高の気分だ」
「ウィンブルドンで優勝して、自分のボックスを見ると僕の人生で最も近しい人が20人そこにいて、僕を支え、その瞬間を共有してくれる。その経験は素晴らしいものだった」

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一方、敗れたナダルは

「まじめに言うと、今のベスト・プレーヤー、明日世界一になる選手と対戦したから僕は負けた。僕は二番目」
「こういう選手と対戦して信じられないプレーをされたら、普通は負ける」

「彼はよくやっている。いくつかのことはとんでもないレベルで」
「勝つためにはより良いプレーをしなければならなかったが、今日はできなかった。アグレッシブさに少し欠けた」

「僕が08年に初優勝した時は感情がとても高ぶっていたから、彼(ジョコビッチ)が今日どんな風に感じているかは想像できる」
「特別な日だし、またの機会に彼を祝福する」

TENNIS.com - News Headlines - Djokovic beats Nadal in four for first Wimbledon title

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ナダルは左足の疲労骨折で6週間離脱の可能性も。4R、vsデルポトロ戦で足を負傷し、以降は麻酔を打って試合に出場。ナダルは試合後の記者会見で体力的、精神的に完全に回復するまで練習コートに戻らない、と話したとか。

TENNIS.com - News Headlines - Hairline fracture may sideline Nadal for six weeks

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Girls' Singles – Finals
Ashleigh Barty(AUS)[12] def. Irina Khromacheva(RUS)[3]
7-5 7-6(3)


男子シングルス決勝を見ていたはずが、いつの間にかジュニア女子シングルス決勝に夢中になっていました。

見始めた時、試合は既に第2セットでバーティが4-1とリード。クロマチェワの顔は泣いているようにも。どうやらうまくプレーできないと泣き出すタイプのようです。ズボナレワ2世か。客席には今年の全豪で二度目の引退をしたジュスティーヌ・エナンも。クロマチェワはベルギーにあるエナンのアカデミー、シックスセンス・アカデミーでトレーニングをしているのだとか。その後、クロマチェワは泣きながら追い上げ、決着はタイブレークに。

Austrália fatura também título juvenil feminino(客席のエナンの画像あり)

下手すると大人の試合より見ごたえがあるかもしれない二人のショット・セレクションと、バーティの軸のぶれなさに注目。



優勝はウィンブルドン・ジュニア初出場の15歳2ヶ月、アシュリー・バーティ。 ものすごい童顔ですが、インタビューに答える姿などは既にある種の貫禄が備わっています。来年の全豪で本選ワイルドカードもあるかも。

「最近の女子はハードヒットばかりでつまらない」と思っている方は、是非アシュリー・バーティとイリーナ・クロマチェワの名前を覚えておいて下さいね。

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Mixed Doubles – Finals
Jurgen Melzer(AUT)[9] / Iveta Benesova(CZE)[9]
def. Mahesh Bhupathi(IND)[4] / Elena Vesnina(RUS)[4]
6-3 6-2


ミックスダブルスはユルゲン・メルツァー&イヴェタ・ベネソワ組がGS初優勝。ベネソワは今大会チェコ人として三人目のチャンピオンに。



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Gentlemen's Wheelchair Doubles
Robin Ammerlaan(NED) / Stefan Olsson(SWE)
def. Tom Egberink(NED)[2] / 国枝慎吾(JPN)[2]
6-3 6-3


国枝選手はダブルス3位決定戦でも敗れ4位に。

【ウィンブルドン】車いすの国枝、逸機を悔やむ - MSN産経ニュース

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チャンピオンズ・ディナーより。


青いドレスが良く似合うクヴィトワ


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私のベスト4&優勝予想は、男子ベスト4のうち3人(ツォンガ以外)、女子ベスト4のうち二人(シャラポワとクヴィトワ)、優勝は男女ともはずれということで、正答率は全仏に続き5割に終わったことをご報告しておきます。

そんなわけで、兵どもが夢の跡。ウィンブルドンとはまた1年のお別れです。




Wimbledon Tour Experience for Two
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2 comments:

  1. KANNA5 July 2011 at 20:28

    こんにちは。
    WB終わっちゃいましたね。
    私の希望的観測的・優勝予想のふたりは、共に準優勝でした!
    ナダルの脚、大事にならなければいいのですが・・・
    どこも悪くなくても、今のジョコには勝てなかったかな?
    ナダル、今年もジャパン・オープンに来ると言ってます。
    果たして今年はどうなるか??
    全米もあのふたりの新たなライバル対決になるでしょうか?
    それともこの先ジョコが「絶対王者」になったりするのかな?(^^;

    ジョコが芝を食べたのには、私もびっくり!
    クビトバのドレスもお化粧した顔もキレイですね。(^^)

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  2. KANNAさん、こんにちは。

    ナダルの足が悪くなかったら、ジョコビッチに勝てたかどうかはさておき、もうちょっと見ごたえのある試合になったのではないかと思います。ジャパンオープンに今年も参戦を表明してくれているとの事。うれしいですね。無理はしてほしくないですが、今年も来日が実現すると良いですね。全米の頃には元気になってくれているといいな。

    シャラポワには、サーブが滅茶苦茶な状態から訳の分からない根性だけでゲームをひっくり返す荒業を見せてほしかったのですが……。でも、男女の新チャンピオンも新鮮で、これはこれでいいもんですね。

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