Sunday, 5 June 2011

全仏2011 DAY14でひとりごと

Day 14: Saturday, 4 June


Women's Singles – Final
Na Li(CHN)[6] def. Francesca Schiavone(ITA)[5]
6-4 7-6(0)


リー・ナが中国人として初めてのグランドスラム優勝の快挙。これが彼女にとって5回目の優勝で、クレーでは初めて。

「今日は夢が叶った」
「グランドスラムを勝てる選手は多くない」
「ナーバスになっていたが、相手に見せたくなかった」
「少し震えていた」

凱旋帰国はウィンブルドン後までお預けだそうで、

「もしウィンブルドンで良くなければ、多くの人は私のことを忘れるだろう」

TENNIS.com - News Headlines - Li becomes first Chinese Slam singles champion

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序盤から落ち着いたプレーで、正確なストロークは威力抜群。第2セット中盤からスキアボーネが巻き返しかけた時も崩れず、全豪と同じ轍を踏まなかったリー・ナは偉い。エッフェル塔の前で

とはいえ、スキアボーネのらしいプレーが最後まで不発だったのは少々不満です。そんな気弱な面があったなら、去年見せてほしかった。個人的には2年続けて肩入れしている方がいいところなく敗れるという、ちょっと悲しい全仏になりました。

女子の今大会の結果を振り返ってみると、目立ったのはNo.1のウォズニアッキを倒したハンチュコワ、自身初のGSベスト8入りを果たしたパフリチェンコワ、3年ぶりにGS準決勝進出のシャラポワ、そしてGS初優勝を飾ったリー・ナと、軒並み昨年クルム伊達公子選手が倒したプレーヤー。もしかしたら彼女たちの心に火を点けるきっかけを与えてしまったのかも?しかし、WTA活性化のためにはそれこそ望むところです。

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Men's Doubles – Final
Max Mirnyi(BLR)[2] / Daniel Nestor(CAN)[2]
def. Juan Sebastian Cabal(COL) / Eduardo Schwank(ARG)
7-6(3) 3-6 6-4


男子ダブルスはダニエル・ネスター&マックス・ミルニー組が優勝。ネスターのグランドスラム優勝は7回目、ミルニーは5回目ではあるものの、このペアでは初めての優勝。

カバルは初めて出場したグランドスラムで、コロンビア人初のグランドスラム決勝進出。

TENNIS.com - News Headlines - Nestor, Mirnyi win Roland Garros doubles title

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imageそして、今夜はいよいよ男子決勝。心配されていたお天気もどうやら大丈夫そうです。

今年に入ってからというもの、時代はジョコビッチ一色。フェデラーvsナダルの決勝が当たり前でなくなった今初めて、どれほど自分が彼らの対戦を楽しんでいたかを思い知らされました。もうこの二人がグランドスラム優勝を賭けて戦う姿を見ることは二度とないのかもしれないと落胆していただけに、この決勝は望外の喜びです。

ナダルとフェデラーの対戦は25回目で、過去の対戦成績はナダルの16勝8敗。全仏決勝に限ればナダルの4戦4勝。しかし、準決勝で難敵ジョコビッチを倒したフェデラーがまたもや奇跡を起こすかも?!


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