Sunday, 29 May 2011

全仏2011 DAY7でひとりごと

Day 7: Saturday, 28 May



Men's Singles - 3rd Round
Rafael Nadal(ESP)[1] def. Antonio Veic(CRO)
6-1 6-3 6-0


打ち込んでも打ち込んでも返ってくるボール。挙句ポイントを奪われたベイッチが見せたハラキリ(?)ポーズの動画は下のリンクから。

Veic se hace el 'hara-kiri' ante Nadal - RTVE.es


英テレグラフ紙サイトで、ファンからの質問に答えているラファ。その一つに「全仏関係者はこの先数年君の優勝を阻止するため、フラットに強打する選手に有利な新ボールを採用した、と僕は考えている。いつも同じ選手が優勝するのは大会にとって良くないってことで。君はどう思う?」との質問に、

「正直、そう思わない。僕はバボラ(注: 新ボールはバボラ)の人間を良く知っているし、そういうんじゃない」

Rafael Nadal's exclusive blog: world No 1 answers your questions throughout the French Open - Telegraph


Men's Singles - 3rd Round
Gilles Simon(FRA)[18] def. Mardy Fish(USA)[10]
6-3 6-4 6-2


フランス勢男子ではモンフィス、ガスケに続いてシモンが3人目の4R進出。シモンの全仏ベスト16は初めて。


Women's Singles - 3rd Round
Maria Sharapova(RUS)[7] def. Yung-Jan Chan(TPE)
6-2 6-3


女子単ドローの中で、ただ一人予選から勝ち残っていたチャン・ユンジャン。今年の全豪予選で久しぶりに彼女の姿を見た時、しばらく自分の目が信じられなかったのは内緒です。ちなみに、5年前の彼女はこちら


Men's Singles - 3rd Round
Andy Murray(GBR)[4] def. Michael Berrer(GER)
6-2 6-3 6-2


第2セット序盤で左足首を捻ったマレー。4R、vsトロイッキ戦の出場については

「次の試合をするかどうか分からない。100%フィットになるか分からない。多分大丈夫だろうけど。こればかりは分からない」

との事。

怪我をした後、明らかに動きが悪くなりながらもプレーを続けたマレー。一方、ドロップショットを打つのを止めてしまったベラーは

「今までコートで覚えた最悪の感情の一つだった」
「まさに大チャンスだった。多分人生に一度あるかないかの。言い訳じゃないが、僕としては彼のことを気の毒に思った。彼が調子を落とした時、僕は彼を痛めつけるべきだったが、僕には難しかった。僕は縮こまった。集中できなかったし、思考をクリアにできなかった。同じ状況で僕よりひどいプレーをできる人はいないと思う」
ベラーはマレーが棄権すると思ったそうで、「本当にバカだった」「ドイツのことわざに『怪我をした鹿は仕留めなくてはならない』というものがある。今日僕はそうするべきだった」。

"Ankle injury puts Murray on brink of early exit - Tennis, Sport - The Independent


Men's Singles - 3rd Round
Novak Djokovic(SRB)[2] def. Juan Martin Del Potro(ARG)[25]
6-3 3-6 6-3 6-2


抱き合う大男二人。ジョコビッチはこれで昨年末のデ杯決勝から負けなしの42連勝。


Men's Singles - 3rd Round
Viktor Troicki(SRB)[15] def. Alexandr Dolgopolov(UKR)[21]
6-4 3-6 6-3 6-4


第4セット、トロイッキの5-3で迎えた第9ゲームはドルゴポロフのサービスゲーム。明らかにヘロヘロのドルゴが何度もトロイッキにマッチポイントを握られながらも、デュース12回の攻防を凌ぎきったのは傑作でした。


Men's Singles - 3rd Round
Ivan Ljubicic(CRO) def. Fernando Verdasco(ESP)[16]
6-3 7-6(6) 6-4


4Rでナダルと対戦するリュビチッチ。他の選手たちは、ナダルが自信を失っていることに気が付いているとして、

「彼(ナダル)の自信が揺らいでいることは疑いようがない」
「ロッカールームで会えば、彼が自分でそう言っている。隠していない。昨年ほどの安心感はない。勝ちはしても、以前のように圧倒的じゃない。だが、大会が進めば進むほど彼がよいテニスをすることは、誰もが知っている。彼は今でもクレーで倒すべき選手。もちろんジョコビッチは――もし二人が決勝で当たれば、ノバクが少し優勢だと思っている。それでも、5セットマッチでラファを倒したのは、この数年でたった一人(ロビン・ソダーリング)だけ。だから、彼を倒すことはとてもとても難しいのは間違いない」

TENNIS.com - News Headlines - Ljubicic: 'No question' Nadal's confidence shaken


Women's Singles - 3rd Round
Maria Kirilenko(RUS)[25] def. Arantxa Rus(NED)
6-1 6-1


キリレンコは全仏2年連続のベスト16。


Men's Singles - 3rd Round
Alejandro Falla(COL) def. Lukasz Kubot(POL)
6-7(4) 6-4 7-5 6-4


ファジャは予選から勝ち上がってのベスト16入り。


Women's Singles - 3rd Round
Petra Kvitova(CZE)[9] def. Vania King(USA)
6-4 6-2


DAY7はヴァニア・キングの09年全米での晴れ姿でお別れしたいと思います。それでは皆さん、また明日。





Grand Slam Tennis Series - The French Open's Male Champions from the Start of the Open Era to 1979, Including Rod Laver, Jan Kodes, Andres Gimeno, Ili
Emeline Fort Dakota Stevens
1140667807

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