Tuesday, 25 January 2011

全豪2011 DAY2でひとりごと

以前にもお話しした通り、DAY2の朝は自宅の温水タンクが故障するアクシデントに見舞われ、結局丸一日外出が叶いませんでした。なので、気になった試合の感想だけ。

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DAY2の第1試合に入ったクルム伊達公子選手の1R。ファイナルセット、一時はクルム伊達選手が4-1とリード。十分勝利のチャンスはあっただけに、ラドワンスカの取ったメディカル・タイムアウトをきっかけに流れが一気に逆転したのは残念。ところで、相手のメディカル・タイムアウトが嫌なタイミングだと感じた時に、いっそ自分も一緒に取ってしまうという作戦はどうなのか。意味ないか。

さて、またしても復帰後の全豪初勝利はお預けとなったわけですが、こうなったらクルム伊達選手には来年もメルボルンに帰ってきてもらうしかありません。帰ってきてもらわなければ困ります。なぜなら、私が今年見逃してしまったからです!!

ラドワンスカは昨年10月北京で疲労骨折。全豪出場は絶望視されていたにもかかわらず、今日4Rではペン・シューアイのマッチポイントを凌いでベスト8入り。QFの相手はキム・クライシュテルス。

あと、やはりこのシーンは外せません。何回見てもおかしい。


Women's Singles - 1st Round
Agnieszka Radwanska(POL)[12] def. クルム伊達公子(JPN)
6-4 4-6 7-5


Medical time outs - not age - weary Kimiko

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あゆみちゃんがシード選手のアレクサンドラ・ドゥルゲル相手にストレートの快勝!記念すべき全豪初勝利も見逃してしまった……。

Women's Singles - 1st Round
森田あゆみ(JPN) def. Alexandra Dulgheru(ROU)[27]
6-4 6-4


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ロッド・レーバー・アリーナのデイ・セッション3試合が午後3時を待たずに終了したため、急遽4試合目に入った地元アリシア・モリックとロベルタ・ビンチの試合。

先月のワイルドカード・プレーオフで見た時は、かつて世界8位にいた頃の面影がなかったモリック。先日テレビで05年全豪QFで彼女がダベンポートと対戦した試合の再放送を見て、当時の記憶が蘇った。ああ、そうだ。全盛期のモリックは一球一球勇ましい唸り声を出し、仁王様のように全身に力が漲っていたのでした。

しかし、あれから早6年。この日もビンチの前に早々と第1セットを落とし、地元のお客さんの前でいいところなく敗れるのかと悲しい思いでテレビを見つめていたけれど、モリックは諦めていなかった。 以前のようなパワフルなストロークは打てずとも、緩いボールで丁寧に繋ぎ、わずかなチャンスを作っては着実にポイント。第2セットを取り返しただけでなく、ファイナルセットに入っても一進一退の攻防。
ほんの1ヶ月前ドキッチに簡単に負けていたモリックの思わぬ粘りに号泣していた時、ドアをノックする音が。出ると、温水タンク修理の下見に来てくれた配管工のお兄さん。もしかして、お湯が出なくて泣いていたと勘違いされただろうか。考えすぎか。

モリックはこれ以上ない舞台でツアーレベルでは半年ぶりとなる勝利を挙げ、「来年もここに帰ってくる」と宣言。そして、来月は婚約者のティムさんと挙式の予定。

Women's Singles - 1st Round
Alicia Molik(AUS) def. Roberta Vinci(ITA)
1-6 6-3 8-6


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よりによってヒューイットとナルバンディアンが初戦で当たるとは……。ところで、05年全豪QFでエンドチェンジの際肩が触れ口論になりかけた因縁のシーンを探そうとしていたら、全然関係ないナルバンディアンが歌っているビデオを発見。05年ツアー最終戦でフェデラーを破って優勝した後、母国アルゼンチンのテレビに出演した時のものだとか。



歌の実力はエナンといい勝負といったところ?それはさておき、試合ではお互いが示し合わせたかのように最初のポイントからギア全開で打ち合い始めた姿に、表面的にはどれだけいがみあっていても、二人の心のどこかで通じ合う何かを感じずにはいられませんでした。こうして戦う姿を、あと何回見られるでしょうか。

試合中、ナルバンディアン陣営がボールキッズ経由でキャンディのようなものを渡す場面がありました。フォニーニのドリンクといい、中身が気になるー。

Men's Singles - 1st Round
David Nalbandian(ARG)[27] def. Lleyton Hewitt(AUS)
3-6 6-4 3-6 7-6(1) 9-7



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