彼女の話すところによれば、それは去る7月7日の夜、ドイツ・ミュンヘンでの出来事。
「レストランの外を歩いていた時、突然痛みを感じた」
「足をぶつけたような痛みだった。『オゥ』みたいな。『ワオ、足をぶつけちゃったわ』と思った。それから20秒か1分後くらいにまた歩き始めると、もっと痛くなった。それで下を見ると、床一面にガラスがあった。私はそこで立ったまま治るのを待ってたんだけど、少し切っただけだと思ったから、一緒にいた甥っ子に『気をつけて』と言ったりしてた。それから、床が見えるよう私のヒッティングパートナーが下に携帯電話を置いたら、そこに大きな血だまりがあって、私は言ったの。『オーマイガー。これは良くないわ』」
一行はミュンヘンの救急外来へ直行。そこでX線を撮った後、右足の傷の内側に6針、足の上に6針、左足の裏に6針、計18針を縫う処置を受けた、との事。
「本当に痛かった」
「ちょうど土踏まずのところだったの。どんな風にそれが起こったのか分からない。正直、私は誰かが何かを落としたのかもと思ってる。それが両足を切った顛末」
「あの夜は超ロングなブーツを履くつもりだったけど、代わりにサンダルを履いた。まだ私は腑に落ちてないんだけど、これは何兆分の1の確率で起こるような出来事。そして残念だけど、私がその何兆分の1だったのよ」
For first time, Serena Williams reveals details of her foot injury - USATODAY.com
……もうこれ以上何も喋らない方がいいような気がします。
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Women's Doubles - 1st Round
クルム伊達公子(JPN) / 森田あゆみ(JPN)
def. Jelena Jankovic(SRB) / Bojana Jovanovski(SRB)
4-6 6-3 6-4
やったー！この急造ペアで勝ってしまうとは、正直驚きました(失礼)。
期せずしてペアルックのお二人。本気のペアに見えます！
Men's Singles - 2nd Round
Janko Tipsarevic(SRB) def. Andy Roddick(USA)[9]
3-6 7-5 6-3 7-6(4)
昨年のセリーナに続き、今度はロディックが線審とトラブル。
第3セット、ティプサレビッチの5-2となってからの第8ゲーム。ロディックの1stサーブでフットフォルトのコール。これを受け、ロディックは線審に「どっちの足」と質問。線審が「右足」と答えると、「それは有り得ない」と返答。今度は主審のモリーナ氏に向かって、まず自身の右足、次に左足を指しながら「僕のキャリアの中で、この足(右)がこの足(左)の前に来たことがあるか？」。モリーナ氏は「僕の担当した試合ではないね」。
リプレイの画面では、ロディックは確かにラインを踏んでいたものの、それは左足のつま先。ロディックは線審が右足と指摘したことを間違いと認めようとしない、として立腹。
「僕のキャリアを通して、右足が左足の前にきたことは一度もない。一度もだ」
としつこく絡んだとか。
Roddick upset by Tipsarevic in 2nd round of Open - USATODAY.com
ところで、ティプサレビッチはNYに来てからというものTwitterを通じて、やれ送迎がないの、廊下で会見をやらされたの、NYの道路事情はひどいの、グランドスラムのダブルスの第3セットは10ポイント先取のスーパータイブレーク制ではなく、ノーアドルールも適用されないことを主審が知らなかったのと連日ぼやきまくっていました。これで少しは機嫌を直すか？
Men's Singles - 1st Round
Michael Llodra(FRA) def. Tomas Berdych(CZE)[7]
7-6(3) 6-4 6-4
第3セット途中から見始めると、ロードラがサーブとボレーの2本だけで面白いようにポイントを積み重ねていました。 彼が自信に満ち溢れている時のボレーの美しさときたら！全く完璧すぎて失神ものです。
Women's Singles - 2nd Round
Gisela Dulko(ARG) def. Victoria Azarenka(BLR)[10]
5-1 Ret.
試合中アザレンカが突然コートの上に倒れこみ、車椅子で退場。病院へ直行する騒ぎに。
その後アザレンカ側が文書で発表したところでは、この日の朝彼女がウォーミングアップのためジムでランニング中、前方に転倒。腕と頭を打っていたのだとか。検査の結果、軽い脳震盪との診断を受けた、との事。
TENNIS.com - News Headlines - Video: Azarenka collapses on Grandstand court
Statement from Victoria Azarenka
Men's Singles - 1st Round
Dustin Brown(JAM) def. Ruben Ramirez Hidalgo(ESP)
6-4 7-6(6) 7-5
自慢のドレッドをなびかせ、ブラウンがGS初の2R進出。次の相手はアンディ・マレー。
Women's Singles - 2nd Round
Samantha Stosur(AUS)[5] def. Anastasia Rodionova(AUS)
6-1 6-4
「期待して見ていると負ける」――ずっとそう信じてなるべくサマンサの試合は見ないように努めてきたのですが、全仏以降あまり気にせずに見るようになりました。どうせ実際関係あるはずないし。それにしても、こんなに危なげなく勝ったサマンサを見たのはいつ以来でしょうか。初めて全米2Rの壁を突破。
結婚をきっかけにオーストラリア代表として活動するようになったロディオノワは、帽子に豪国旗(画像は1Rより)をあしらって「私、オージーよ」アピールにひどく熱心なのですが、この試合客席のファナティクス(黄シャツの豪応援団)は無邪気に
「サミー！サミー！サミー！オイ！オイ！オイ！」
の掛け声ばかり。ロディオノワのファンでも何でもないのですが、少しせつなくなりました。まあ、でも、仕方がないとは思う。
Men's Singles - 1st Round
John Isner(USA)[18] def. Frederico Gil(POR)
6-4 6-3 6-4
ウィンブルドンで死闘を戦ったマユとは、以来メールを交わす仲なのだとか。しかし、テニスに関しては別のかたちで名を残したいと望んでいるそうで、
「あれはすごく歴史的な試合だったけど……もう忘れたい」
TENNIS.com - News Headlines - Isner hits 19 aces in first-round victory over Gil
Women's Singles - 2nd Round
Alona Bondarenko(UKR)[29] def. Melanie Oudin(USA)
6-2 7-5
追い込まれるとアドレナリンが出始めるらしいウダンちゃん。この試合でも、第1セットを落として第2セットでもリードを許すや、果敢にネットに出てきてボレーを決める等大いに客席を沸かせましたが、今年はここまで。
Men's Singles - 1st Round
Ryan Harrison(USA) def. Ivan Ljubicic(CRO)[15]
6-3 6-7(4) 6-3 6-4
予選を勝ち上がった地元の18歳、ライアン・ハリソンがGS本戦初勝利。米テニスファンが彼に次代のスターとなることを期待してもいいか、との質問に
「もちろん。そうなりたい」
「まだ時間はかかるけど」
TENNIS.com - News Headlines - American teenager Harrison upsets No. 15 Ljubicic
Men's Singles - 1st Round
Gilles Simon(FRA) def. Donald Young(USA)
6-1 6-4 6-2
一方、ジュニア時代は将来を嘱望されていたものの伸び悩んでいるドナルド・ヤング。今大会はワイルドカードで出場したものの、一度もシモンのサービスをブレークできず敗退。明暗がくっきり分かれてしまいました。
Men's Singles - 1st Round
Marco Chiudinelli(SUI) def. Jack Sock(USA)
6-1 6-4 1-6 6-1
「ジャック・ソック」なんて名前を付けられて、よくグレずに大きくなったもんです。
Women's Singles - 2nd Round
Virginie Razzano(FRA) def. Marion Bartoli(FRA)[13]
7-5 6-4
Women's Singles - 2nd Round
Ana Ivanovic(SRB) def. Jie Zheng(CHN)[21]
6-3 6-0
Women's Singles - 2nd Round
Sara Errani(ITA) def. Alisa Kleybanova(RUS)[28]
6-2 6-3
Women's Singles - 2nd Round
Mandy Minella(LUX) def. Tsvetana Pironkova(BUL)[32]
6-4 6-0
今日もシードダウン続々。女子はバルトリ、鄭潔、クレイバノワ、ピロンコワが敗退。
Mixed Doubles - 1st Round
Gisela Dulko(ARG) / Pablo Cuevas(URU)
def. Carly Gullickson(USA) / Travis Parrott(USA)
6-2 6-4
ミックスダブルスでは昨年の優勝ペアが初戦敗退。
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