Tuesday, 22 June 2010

ウィンブルドン2010 DAY1でひとりごと

男子はトップシードが軒並みフルセットの大苦戦。波乱の幕開けとなりました。

Day 1: Monday, 21 June


Gentlemen's Singles - 1st Round
Roger Federer(SUI)[1] def. Alejandro Falla(COL)
5-7 4-6 6-4 7-6(1) 6-0


優勝候補のフェデラーが、1Rからまさかの2セット+1ブレイクダウンの危機。自信なさげなステップにくすんだ顔色。挙句はとんでもないアプローチ。昨夜は第3セットでフェデラーが一つ返したのを見届けてから床に着いたのですが、特にすごいフェデラーファンでもない私ですら今朝起きて試合の結果をチェックするのが恐ろしくて、しばらくパソコンを起動するのが躊躇われたほどでしたよ。今は録画を第4セットから見ているのですが、第4セットも先にブレークされて、ファジャのサービング・フォー・ザ・マッチのゲームでようやくブレークバックできたのですね。よく勝てたもんだ。

何とか勝利を治めた後のインタビューもそわそわして、やたら伏目がち。



最後に体の具合を聞かれて”I’m Perfect.”と答えていますが、どこがやねん!初戦からこんな具合で、果たして2週間持つのでしょうか?フェデラーが、特にウィンブルドンで元気がないと物悲しい気持ちになります。

一方、この1ヶ月のうちに全仏、ハレ、ウィンブルドンと三度もフェデラーと対戦。世界が驚く大金星を逃したファジャ

「フェデラーを倒す大チャンスが来たと考えた。大きなチャンスだった。そして、最初の2ポイントで少し疑いが芽生えた。その時彼(フェデラー)は良いプレーをした」
とコメント。

Quotes of the day - Monday June 21


Gentlemen's Singles - 1st Round
Nikolay Davydenko(RUS)[7] def. Kevin Anderson(RSA)
3-6 6-7(3) 7-6(3) 7-5 9-7


ダビデンコも2セットと1ブレークダウンからの復活。今年は珍しく初戦から1番コートに入ったことについては「トーナメント・ディレクターに感謝したい」。

TENNIS.com - News Headlines - Davydenko matches Federer comeback feat

Ladies' Singles - 1st Round
Venus Williams(USA)[2] def. Rossana De Los Rios(PAR)
6-3 6-2


今回のヴィーナスのウェアは、ティナ・ターナーにインスパイアされたものだとか。


Ladies' Singles - 1st Round
Vera Dushevina(RUS) def. Francesca Schiavone(ITA)[5]
6-7(0) 7-5 6-1


全仏優勝のスキアボーネは、先週のイーストボーンに続いての初戦負け。宴会疲れ?


Ladies' Singles - 1st Round
Jelena Jankovic(SRB)[4] def. Laura Robson(GBR)
6-3 7-6(5)


地元期待の16歳、ロブソンちゃんがセンターコート・デビュー。

「もっと圧倒されるかと思っていたけど、コートはテレビで見る時ほど大きくなかった」
「今朝起きた時の方がずっとナーバスだった。いい意味でだけど。それからコートに着いてからはただ6-0 6-0で負けないことに集中しようとした。だから、自分ではよくやったと思う」

Robson goes down fighting to Jankovic - Tennis, Sport - The Independent


Gentlemen's Singles - 1st Round
Lleyton Hewitt(AUS)[15] def. Maximo Gonzalez(ARG)
5-7 6-0 6-2 6-2


裁判沙汰以降鳴りをひそめていた、グランドスラム・シーズン恒例の豪女性誌によるヒューイット夫妻のゴシップ記事。今朝スーパーに出かけて、今大会復活しているのを確認しました。

記事をざっと立ち読みしたところでは、レイトンはキャリアの最終章にあり、この度の第三子おめでたがきっかけで、オーストラリアに戻りたがっているベックはようやく慌しいツアー生活から解放されることになるかもしれない、そうなればベックは「Home & Away」(彼女が長く出演していたTVドラマ)への復帰もあるかも、とかそんな事を書いていたような。

ある事ない事書かれるご本人たちには気の毒ですが、ああ、やはりグランドスラムの季節はこれがなくては始まらない。

Bec and Leyton: How baby number three saved our marriage


Gentlemen's Singles - 1st Round
Florian Mayer(GER) def. Marin Cilic(CRO)[11]
6-2 6-4 7-6(1)


Gentlemen's Singles - 1st Round
Michal Przysiezny(POL) def. Ivan Ljubicic(CRO)[17]
7-5 7-6(5) 6-3


クロアチアのトップ2も初戦敗退。


Gentlemen's Singles - 1st Round
Denis Istomin(UZB) def. Stanislas Wawrinka(SUI)[20]
6-7(5) 6-1 2-6 7-6(4) 6-3


Ladies' Singles - 1st Round
Maria Kirilenko(RUS)[27] def. Stefanie Voegele(SUI)
2-6 6-4 7-5


Ladies' Singles - 1st Round
Yung-Jan Chan(TPE) def. Patty Schnyder(SUI) 6-0 6-2


フェデラーが負けていたら一体どうなっていたことやら……スイス勢受難の日。


Ladies' Singles - 1st Round
Justine Henin(BEL)[17] def. Anastasija Sevastova(LAT)
6-4 6-3


エナンの試合にもかかわらず、あてがわれたのはなぜか12番コート。豪テレビでも解説のウッドフォードが「変だねー」と話していました。


Gentlemen's Singles - 1st Round
Ricardas Berankis(LTU) def. Carsten Ball(AUS)
6-2 6-0 3-6 7-6(5)


ベランキスは21日が二十歳の誕生日。グランドスラム初出場、初勝利で自分にプレゼント。


Gentlemen's Singles - 1st Round
Jurgen Melzer(AUT)[16] def. Dustin Brown(JAM)
6-3 4-6 6-2 6-3


ジャマイカ人として40年ぶりのウィンブルドン出場を果たしたダスティン・ブラウンが、将来的に彼の祖母の国であるイギリスの代表としてプレーする意志があることを明らかに。

「もうジャマイカの代表としてプレーしたくないというわけではない」と断りつつ、同国のテニス協会からはこれまで資金、コーチ等の助けがなく、ウィンブルドンのワイルドカードの知らせも大会二日前だったとも。ブラウンは現在英国No.2のボグダノビッチより55位上の105位。英テニス協会からの接触を待っている、との事。

この試合、ちょうど彼が良いプレーをしていた第2セットを見るチャンスがありました。ブラウンのフォームは相変わらず深刻さが微塵も感じられず、メルツァーがオーソドックスなスタイルなだけにその型破りさが際立ちます。フォアの強打とふざけた(失礼!)スライスを巧みに織り混ぜ、すっかり観客の心を掴んでいるようでした。この人が動く度、どういうわけか自然に笑いがこみ上げてきます。フォームは無頓着っぽい割りにポイントを取ったボールには執着を見せ、エンドチェンジの間椅子に座らないことがよくあるところも変わってます。足元にもこだわりが。

とにかく彼のプレーは面白いので、また機会があったら見てみて下さい。

BBC Sport - Tennis - Jamaican Dustin Brown open to playing for Great Britain


Gentlemen's Singles - 1st Round
Novak Djokovic(SRB)[3] def. Olivier Rochus(BEL)
4-6 6-2 3-6 6-4 6-2


大会史上初めて照明が入った中で行われたこの試合。終わったのは夜11時前だったことが話題になっていますが、主に全豪を観戦する身としては、「11時に終わったぐらいで、だからどうした」という気持ちです。


☆☆☆今日のセレブ☆☆☆

ベア・グリルズは元イギリス軍特殊部隊隊員。灼熱の砂漠や極寒の高地、アマゾンのジャングル等、気候条件や環境の厳しい人里離れた場所に出かけては、手持ちのわずかな道具と現地で手に入れた物を駆使して脱出を試みる番組「サバイバルゲーム(日本ではディスカバリー・チャンネルで放送。原題「MAN VS WILD」)でおなじみの人。死なないために虫の幼虫でもサソリでも何でも「こいつはプロテインを豊富に含んでいるんだ」と話しながら食べるシーンが毎回見もの。同番組は現在豪で放送中で、私も彼の大ファンなのですが、浮世の世界で見る彼には若干違和感を覚えます。


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