シュワンク 荒れたプレーで罰金

米ヒューストンに出場中のエドゥアルド・シュワンク(アルゼンチン)が、常軌を逸したプレーを行ったとして1000ドル（約9万3千円）の罰金を科されたとか。

シュワンクは2R vsフアン・イグナシオ・チェラ戦でドロップショットやロブを多用。チェラのマッチポイントではフットフォルトを犯し、観客からブーイングも起こったとか。試合は6-1 6-7(5) 6-1でチェラが勝利。

シュワンクは試合後、通訳を通じて

「僕の背中に問題があった。精神的に影響を受け、試合で助けにならなかった」
「背中をあまり使わずに済むようにポイントを短くするため、彼（チェラ）を走らせ疲れさせるためにドロップショットを使った」

と語ったとか。また背中の痛みに数日間悩まされていたとも語り、
「僕は棄権したくなかった。だから最後までやった」
「僕にとっては棄権するのもしないのも同じことだった。最後は同じ。僕はコートに留まり雑でもプレーしたい」

一方のチェラは

「2ポイントはとてもいいプレーをして、2ポイントはひどいプレーをするなんてことをされたら集中を保つのは難しい」
「彼（シュワンク）がドロップショットを打ち続けたので、集中するのは本当に大変だった。進むべき方向を外れず、自分のベストのテニスをするよう心がけた」
「痛みがあって気分がすぐれずコートで100%の力を出せないのなら、ただ棄権すればいいと、僕は思う」

Eduardo Schwank fined $1,000 after erratic play at Clay Court - Tennis - SI.com

***************************************************************

似たような話を最近三橋淳選手のブログで読みました。三橋選手の場合はお客さんに大ウケだったそうですが、この試合は一体どれほどの荒れ具合だったんでしょうね。興味深いです。