Monday, 1 February 2010

全豪2010 DAY13観戦記(その3)

全豪観戦の最後は国枝氏の優勝を見届けて勝ち逃げするのが恒例だ。

去年は暑い日続きで、車イスの選手はタイヤを持つ手のひらの皮が熱でズルズルになったという話を聞いたが、とりあえず今年はその心配はなさそうで良かった。

IMGP4955_640x480車イスの人は皆バックハンドは片手。
確かに両手ではリーチが短くなり過ぎて難しそう。

IMGP4963_640x480決勝の相手はダブルスのペアでもあるフランスのウデ氏。
試合はダブルフォルトが17、マッチポイントを2つも握られる等
国枝氏にはかなり厳しい内容で、
一時は「・・・常勝国枝氏の負け試合を見るも、また一興」と考えたり。


しかし、最後にはやはり国枝氏が勝った。
苦しみながらもなぜか勝つ――まるでフェデラーみたい。

残念なことに、試合が大詰めとなった頃、
先日大雨の中客席に放置したカメラがついに起動しなくなり
肝心の勝利の瞬間を撮り損ねてしまった。

IMGP4980_640x480国枝氏は肘の故障で練習らしい練習をしていなかったとか。
そんな中での4年連続となる単複二冠。
おめでとうございます。


Men's Wheelchair Singles – Finals
Shingo Kunieda(JPN)[1] def. Stephane Houdet(FRA)[2]
7-6(3) 2-6 7-5


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この後は、家に帰って既に始まっている女子決勝と明日の男子決勝をテレビで見届けるだけ。

今年の全豪は気温が30度を超える日が少なくほぼ快適だったけれど、風が強い日が多かったせいか意外と熱い試合に巡り合う機会は少なかった。妙な観客にも毎年誰かしら遭遇してきたが、今年はいなかった。フル○ンの人も見なかった。そう言えば乱闘事件も起きなかった。取り締まりを厳しくしてくれたお陰かもしれない。これは素晴らしいこと。

観客も客席にいた限りでは前年よりかなり減った印象を受けたが、今年の大会期間中の入場者数は653,860人で08年の記録を更新したらしい。きっと新しくできたグランドスラム・オーバルに大勢の人が流れたのだろう。私はお酒の出る賑やかなエリアへは足を踏み入れていないのでよく分からない。個人的には若干寂しさを覚えたけれど、それでもお気に入りの選手の元気な姿をたくさん見られただけでも十分満足のいく大会だった。

さて、これからテレビの中継を録画しておいた試合をチェックしなければならない。まだDAY2のデイセッション、フェデラーvsアンドレーエフを見終わったところ。先は長そう・・・。

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