Thursday, 7 January 2010

ブリスベンDAY3 & ホップマン・カップDAY5 イギリスvsドイツ TV観戦記

ブリスベンの第1試合は女子2回戦、ダニエラ・ハンチュコワvsアグネス・サバイ。サバイとアラバン・レザイの区別がついていないことに、今気がつきました。

WTAは今年もコーチのアドバイス・タイムを続けるんですね。選手とコーチの力関係が垣間見られて面白くないこともないのですが、この前のウォズニアッキみたいに余計な騒ぎを起こすことにもなりかねないし、もう止めればいいのになあと思ったり。しかし・・・ハンチュコワのコーチとして降りてきたダレン・ケイヒルのアドバイスだけはとても値打ちがありそうに聞こえるのはなぜだ!

Brisbane International
Women’s singles 2nd round
[4]Daniela Hantuchova (Slovakia) def. Agnes Szavay (Hungary) 6-3 6-1

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今日のホップマン・カップはイギリスvsドイツ。サビーネ・リシキvsローラ・ロブソン戦からのスタート。

ランク的にはリシキの圧勝ペースのはずが、なぜだかもつれにもつれた第1セット。どうやらリシキは相手が格上の時こそ力を最大限に発揮できるタイプらしく、ロブソンちゃん相手では勝手が違ってどうしたら良いのか分からない様子。集中力を欠いた面持ち。第1セット途中表示された1stサービスの確率は40%を切る始末。WTAで5本の指に入る自慢の高速サーブがこの有様ではどうしようもありません。チャレンジも悉く失敗で、全てが空回り。第1セットはタイブレに。

第2セットに入ると、リシキは丁寧なプレーに徹することにしたのか、打球のスピードを落として良いコースを付いたボールが決まるように。楽勝のはずが、どこに試練が転がっているか分からないものですね。

Hopman Cup
Women’s singles
Sabine Lisicki (GER)  def. Laura Robson (GBR) 7-6 6-3


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ホップマン・カップ。昨夜のナイトセッション、スペインvsルーマニアの録画。女子はマルティネス・サンチェスがシルステアに勝利。続く男子シングルスでは、ハネスクが初日のvsヒューイット戦に続く痙攣。結局棄権することに。よって、残りのミックスダブルスも公式にはスペインの不戦勝に。
ただし、会場ではハネスクに代わって解説のパット・キャッシュがシルステアと組み、スペインペアと対戦してお客さんを楽しませたとか。

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ブリスベンは第2試合のジェームス・ブレークvsマルク・ジケル。

最近とみに神々しさを増してきたように感じられるブレークの頭。見ると、自然に両手を合わせてしまいます。

第3セットタイブレは一進一退。口を開け精魂尽き果てたようなブレーク。顔を真っ赤にして、事あるごとにエキサイトしまくっているジケル

「ジケルは、ポイントに入る前にラケットを撫でる儀式をやるよね」(解説のウッドブリッジ)

ジケル、もう少しで勝てそうだったのに!っていうか、ジケルは一人で怒り過ぎ。

Brisbane International
Men’s singles 2nd round
James Blake (USA) def. Marc Gicquel (FRA) 6-3 3-6 7-6(8)


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ホップマン・カップ。アンディ・マレーvsフィリップ・コールシュライバー。意外にも、これが初顔合わせだとか。

コールシュライバーに元気がありません。何か書こうと思ったのですが・・・。

Hopman Cup
Men’s singles
Andy Murray (GBR) def. Philipp Kohlschreiber (GER) 6-4 6-1


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リシキの録画インタビュー。カンガルーに餌を与える彼女。ミックスダブルスでコールシュライバーに「女子を狙うのを恐れることはない」とアドバイスしたって聞いたけど?という質問に、

「去年ブレークは私を狙って打ってきたわ。だから、彼も紳士になりすぎる必要はないって言ったの」

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マレーのインタビュー。今年もラップに挑戦する?の質問に
「ないと思う。ブライアン兄弟は友達だから手伝ったけど」

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ブリスベン第3試合はアンディ・ロディックvsカーステン・ボール。

ボールは現在134位で、今大会はワイルドカードでの出場。お父さんのシド・ボールは8つのダブルスタイトルを持つ元プロ選手。生まれも育ちも米・カリフォルニア、現在も当地を拠点にしていて、18歳の時から米・豪両国の市民権を保有しているとか。豪デ杯メンバーなので随分前から名前だけは知っていたのですが、とにかくニュース映像を含めても豪国内での姿を見たことがなく、私の中では長らく謎のプレーヤーでした。

そんなわけで今日初めて彼のプレーを見ることになったのですが、第一印象は「動けるのっぽさん(198cm)」。あと、手首が強そうで、ショットのインパクトがえげつなくて驚きました。

第1セット、5-5で迎えた第11ゲーム。0-40でロデに3ブレークポイント。しかし、ボールは凌ぐ!結局キープ。アグレッシブなのがいい。

・・・とここまでは順調でしたが、タイブレはあっという間にロデの6-0。ロデとボール、それほどプレーの質が違うようには見えなかったのですが、一体何が違うのか!やはり経験の差?重要なポイントでいかにプレーするかが今後の彼の課題でしょうか。それでも、近い将来に大いに期待の持てる内容でした。

一方のロディック。数日前、彼の妻ブルックリンさんがTwitterで「ブリスベンでどこかおすすめの場所はない?」とつぶやき。私の頭に咄嗟に浮んだのが、自分が4、5年前に行ったことのあるローン・パイン・コアラ・サンクチュアリーだったのですが、5日夫婦で当地を訪れた模様。

「コアラ保護区」と名が付いているとは言え、施設内ではカンガルー等いろいろな動物と接することができるようになっていて、この日は夫妻のためにパイソンも登場。ブルックリンさんは平気で触るのに対し、ロデはパイソンが現れるや後ずさり。軽くタッチするのが精一杯だったとか。ああ、何だかいかにもな展開ですね。コアラならOK

試合後のオンコートインタビューでロデが、

「コアラを見に行った時naughtyなコアラがいたんだけど、ニュース見た?」

という話をしていたのですが、それがこのビデオ。


私もかつて、別の動物園で発情期のコアラに出くわしたことがあります。奴らは普段ほとんど身じろぎもせず愛らしいフワフワの人気者を気取っていますが、ひとたび発情すると身のこなしが急に素早くなり、世にも恐ろしい声で叫び出すのです。まるで「すごいよ!!マサルさん」のメソみたいな豹変ぶりでした。

Tennis - ATP World Tour - Brisbane - Roddicks Visit Lone Pine Koala Sanctuary.

Brisbane International
Men’s singles 2nd round
Andy Roddick def. Carsten Ball 7-6(0) 6-3


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ホップマン・カップ。1勝1敗で決着はミックスダブルスへ。

今日も英ペアは基本的にマレーがひたすら拾い捲る展開で、ロブソンちゃんの頭上にロブが上がるやマレーがものすごい勢いでフォロー。ロブソンちゃんも難しいボールに追いついたりリターンエースを決めたりと、結構頑張ってます。最初の試合より全然いい。

嬉々としてマレーにボールを叩きつけるリシキは、水を得た魚のよう。しかし、コールシュライバーはロブソンちゃんにはどうしても強く出られないらしく、全体的にボールが甘め。一応ロブソンちゃんのサイドを抜こうともしますが、手を抜いているとしか思えないスピード。

第2セット第6ゲーム、ロブソンちゃんがリシキの足元を狙ったボレーがバウンドした後リシキのスコートの中にイン。その後、ポトリと落ちるハプニングが。笑うしかないリシキ。



ゲームセットとなりネットで握手をする際、コールシュライバーがマレーに向かって口をすぼめてキスを求めるような顔をしていました(これの直前)。

一旦ベンチに下がった後、マレーはさりげなくロブソンちゃんの肩を押しコートに戻って観客の声援に応えるよう促したのですが、ロブソンちゃんは慣れていないため恥ずかしそうに上目遣いでひょこひょこっとラケットを上げると、すぐにベンチへ。

試合後のインタビューでは、ロブソンちゃんは「今日は彼をカバーしていたから、背中が痛いわ」と一昨日の意趣返し。

ウィンブルドンでワイルドカードをもらって二人でミックスに出る?との質問にマレーは

「昨日彼女に『2012年のオリンピックでミックスダブルスを組む?』と聞いたら、返事は"No"だった。
だから、僕から頼むのはこれが最後」

Hopman Cup
Mixed doubles
Laura Robson/Andy Murray (GBR)
def. Sabina Lisicki/Philipp Kohlschreiber (GER)  6-3 6-2


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ブリスベン、ナイトセッションの中継はジュスティーヌ・エナンvsセシル・カラタンチェワ。カラタンチェワは予選で土居美咲ちゃん他を倒しての勝ち上がり。ドーピング違反による出場停止処分からの復帰以降は苦労している様子。

カラタンチェワがステラ・マッカートニーを着ている!正式に契約をしているのはウォズニアッキだけなのに、いいんでしょうか?!カラタンチェワ的には「あたしが着たいもの着て、何が悪いのよ!金払ったでしょ!」くらいにしか思ってなさそうですが、残念なことにかなりの細身のカラタンチェワが着るとラインが崩れて、あの儚い独特の柔らかさが失われてしまうようです。生地も重たげで、スコートのフリルがなぜか途端に野暮ったく見えるこの不思議。ステラ・マッカートニーはただ持て囃されているわけではなくて、モデルが最も映えるよう実は相当気を使ってデザインされているのですね。だから一人しか無理なのか。

Brisbane International
Women’s singles 2nd round
Justine Henin (BEL) def. Sesil Karatantcheva (KAZ) 6-4 6-3


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ニュージーランドではクルム伊達公子が19位ラザノを倒したとか。すごい!豪でニュージーランドの大会も中継してくれたらいいのに。プレーが見たいです!

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