全豪2010 DAY3観戦記(その3)

キリレンコ＆モイスバーガーと入れ替わりに入ってきたのは、ライナー・シュトラーとフェリシアーノ・ロペス。

シュトラーの最初のサービスゲームの最初のポイントのこと。
シュトラーがネット際でスマッシュすると何やら鈍い音。
ガットが切れた。

自分の陣営を見やるシュトラー。

ベンチに戻り、ビニール袋から新しいラケットを取り出す。

0-15となり気を取り直して1stサーブを打つと、またもや鈍い音が！
一球打っただけで、またもやガットが切れた。
こんな事があるんですね。
結局このゲームはF-Loがブレーク。
後で担当のガット職人さんがこっぴどく叱られたんじゃなかろうかと心配。
ちなみに、ガットはパシフィックのものでした。

地面に突いたラケットに寄りかかり腰をかがめる場面も見られたF-Lo。
ちょっとしんどそう。
しかし、勝負どころでは雄叫びと共に渾身のショット！
熱い男。

第4セット、1セットダウンとなり勝負の赤シャツに着替え
気合を入れ直したシュトラーでしたが・・・。

ところで、私はシュトラーが好きなのですが、
特に華々しいタイプでもないのに何故だろう？と我ながら長らく疑問でした。
この試合を見ていて、それは彼のアプローチが美しいからであることにようやく気がついた次第。

実は今大会ダブルスでペアを組んでいたこの二人(意外な)。
そちらは2Rで敗退。

Men's Singles - 2nd Round
Feliciano Lopez(ESP) def. Rainer Schuettler(GER)
6-3 2-6 6-3 6-2

★パシフィックガット　ポリ フォース エクストリーム　単張りガット