ラウンドロビンを勝ち抜いた男女8名が決勝トーナメントに進出。金曜の準々決勝に続いて、土曜は準決勝。
男子準決勝の第2試合は、バーナード・トミッチ(豪10位)とケイデン・ヘンセル(同16位)が対戦。トミッチもヘンセルも190cm台の長身であるせいか、試合はぶっちゃけ大味風味。 コートが狭い。
トミッチは、ラウンドロビンの試合でもそうだったのだが、相手のサービスを先にブレークすると、自分のリターンゲームでは途端に気を抜いたプレーをし始めたように見えた。腰の状態に不安があるようなので、試合を長引かせたくなかったのかもしれない。
私が見ていると大抵負けるトミッチだが、この日は勝った。
Men’s semi final
[4]Bernard Tomic (QLD) def. Kaden Hensel (VIC) 7-6(4) 6-4
************************************
試合後、少しショップでブラブラしてから出口に向かって歩いていると、マーガレット・コート・アリーナで誰かが練習している気配がした。隙間から顔を覗かせてみると、今しがた試合を終えたばかりのトミッチ。一緒にいたのはお父さんと中村豊トレーナーか?中村氏と思われる男性が最初にバックサイドに一球、次にやや遠めのフォアサイドに一球ずつ落とすボールをトミッチが打つ、という練習をしていた。
トミッチがなぜかパンツの裾を片方だけたくし上げていたのが気になった。
*********************************
トミッチ vs ヘンセルの試合途中、妙にゆっくりと客席に入ってきて、私の3列ほど前に腰を下ろしたおじさんがいた。どうして一般のお客さんのことを覚えていたかというと、彼のかぶるTOYOTAのロゴ入りの黒いキャップがやたら目に付いて、『・・・どこで手に入れたんだろう?』とか考えていたからだ。うちのダーさんも『・・・あっ、トヨタ』と心の中で思っていたらしいがわざわざ口に出すほどのことでもなく、二人の間で話題にのぼることはなかった。
その夜、自宅でTwitterをチェックしていた時のこと。テニス・オーストラリアのつぶやきによると、あのサー・エルトン・ジョンが今日の試合を見に来ていたらしい。えー!どこにいたんだろう?全然気がつかなかったなあ、と思いつつ画像へのリンクをクリックしてみたところ・・・・・なんと、そのTOYOTAキャップのおじさんこそがエルトン・ジョンだったのだ!水曜の夜エルトン・ジョンをフィーチャーしたコメディーをテレビで見て大笑いしたばかりなのに、ピアスも派手なジャケットもピアノもないと分からなかったーよー!!・・・待てよ。ということは、エルトン・ジョンはトヨタで車を買ったのか?トヨタでエルトン・ジョンが乗りそうな車なんて、レクサスしか考えられないけど。えー、もっときらびやかなゲイらしい車に乗っていてほしかった。そして、世界のエルトン・ジョンがノベルティの帽子なんかかぶるのか?変装用として割り切っていたのか?ってか、一体何しにメルボルンまで来てたのか?謎はつきません・・・。
Elton 60: Live at Madison Square Garden (Ac3) [Blu-ray] [Import]
by G-Tools
No comments:
Post a Comment