Friday, 4 December 2009

モーレスモ 引退

グランドスラム2回優勝で元世界No.1アメリー・モーレスモが3日、引退を発表。


「今日はここに来たのは私のキャリアの終了を発表するため」
「精神的にきつくなってきた。もうこれ以上トレーニングをする気がなくなっただけ。25年間テニスを続けてきた。その間には特別な出来事や辛い時間があった」

最も厳しかった時間の一つには99年、自身が同性愛者であることを告白した時期が。

04年9月、世界1位の座に。06年には全豪とウィンブルドンで優勝。WTA25大会でタイトルを獲得、03年にはフェド杯でフランスを優勝に導いた。

「キャリアにおいて3つ目標があった。世界1位になること。グランドスラムとフェド杯で優勝すること。その全てを達成できた」
「過去を振り返って後悔はないし、大変誇りに思う」

しかし、一方母国で行われる全仏ではベスト8が最高。07年ベルギーで優勝した後、虫垂炎からの回復が遅れ故障が続いた。今年2月パリで優勝する前までは引退も考えたことがあったとか。

「今年は運が良かった。前の年にはない何かを感じていた」

今年のウィンブルドンでは、新設の屋根が閉じたセンターコートで、正式な競技の試合において初めてサーブを打った選手に。

現役最後の試合は9月の全米2R、ウォズニアクとの対戦。来年をさよならツアーの年にするアイデアについては、

「(同国の)ファブリス(・サントロ)がするのを見ていたけれど、私は興味がない」

UPDATE 3-Tennis-Former world number one Mauresmo retires at 30 | Sports | Tennis | Reuters.

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引退の意志を表明した後は涙を見せる場面も。記者会見の動画はこちらで。

恵まれた体格、豪快なバックハンドにガラス細工のように繊細な心。彼女のゲームを見ているとイライラし通しでしたが、全く勝負向きの性格ではなさそうだったにもかかわらずNo.1にもなったし、グランドスラムも優勝したし、今はただ「お疲れ様」と伝えたい気分です。


Jigsaw of Tennis - Wimbledon Championships 2006 - Womens Singles Final - Justine... from Press Association Images

Jigsaw of Tennis - Wimbledon Championships 2006 - Womens Singles Final - Justine... from Press Association Images

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