「果てコート」でロディック、ナダルらの練習風景を楽しんだ後、にぎやかな「表コート」に戻る。
愛ちゃんとハンたんのダブルスはもうとっくに終わっているだろうと思いながらマーガレット・コート・アリーナを覗くと、意外にも開始から2時間を超えなお試合は続行中。1セットオールで最終セットは2-3とリードを許していた。
負け試合は正直見たくないんだけどな・・・ここで会ったが100年目、というやつか。これは最後まで付き合おう、と着席。ところが、その後いいところなくズルズルと2-5と離された。・・・えーっと、やっぱり私見てない方が良かったんでしょうか?いやいや、最後まで見届けるって決めたし。
ところが、私の後ろ向きな覚悟と裏腹に、この後再び流れは愛ちゃん&ハンたんペアに!相手の7つのマッチポイントを凌ぐ怒涛の展開が繰り広げられたのだが、興奮し過ぎてよく覚えていないので、詳細をお知りになりたい方は以下のページをご参考に。
リンク: @nifty:Sports@nifty:テニス特集:杉山愛組マッチ・ポイントセーブ3時間逆転勝ち!.
わずかな記憶を頼りに印象的な出来事を挙げると、
・スコアが拮抗してくると、フーバーが愛ちゃんペアに向かって威嚇的に「カモーン!」とやり始めた。その姿というのが何とも小憎たらしいというか、愛ちゃんがなぜフーバーとのペアを解消するに至ったのか腑に落ちたというか、フーバーの「ビミョー」な人となりを知る良い機会になった。
・最終セットのタイブレ9-10。相手のマッチポイントでダウン・ザ・ラインを鮮やかに抜いた愛ちゃんのリターンには凄味があった。
・同11-10となり、マッチポイントは寄りによって愛ちゃんにサーブが!場内は割れんばかりの歓声。私は普段選手に対して声をかけたりはしないのだが、これほどの騒々しさなら言える!
「愛ちゃん!!」
フーバーのボレーがネットにかかるや、愛ちゃんとハンたんが同時にその場にしゃがみこんだのを覚えている。やがてお互いに歩み寄り、ハグ。
愛ちゃん、私は愛ちゃんの試合を見て初めて泣いたよ。この日のことはこれから先もちょっと忘れないよ。
その後鼻をぐじゅぐじゅさせながら他のコートへ移ったものの、思い出しては涙。サングラスが赤い目を隠すのに大変役に立つことを学んだ。
Women's Doubles - Quarterfinals
Daniela Hantuchova(SVK)[9] / Ai Sugiyama(JPN)[9]
def. Cara Black(ZIM)[1] / Liezel Huber(USA)[1]
6-7(0) 6-3 7-6(10)
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