Friday, 30 January 2009

全豪2009 DAY2観戦記 (その2)

いよいよ愛ちゃん&ハンたんのダブルス決勝が始まりますね。

昨日愛ちゃんペアの準決勝を会場で観てきたのですが、自身のサービスゲームでは相変わらずもたつくものの、勝負がかかった場面では今までちょっと見 た記憶がない「超強気」愛ちゃんだったように感じました。特に、第2セットのいつだったか思い出せないのですが、ネットにドン詰めの相手二人の前(!)を抜いたアドサイドからのショートアングルのエースは、今思い出しても鳥肌が立ちます。あれは凄かった。

ウィナーを奪って吼える様子も以前より迫力があって、準々決勝の死闘を制して一皮向けた?ウィリアムズ姉妹はかなりの強敵ですが、今からテレビの前で応援したいと思います。GO!!愛ちゃん&ダニエラ!!

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メルボルン・パークのアザーコートは、ロッド・レーバー・アリーナを間に挟んでシティ側にマーガレット・コート・アリーナ、ショー・コート2、3番、4~15番コート、その反対側に16~21番コートが配置されている。

常に賑やかなシティ側のコート周辺と比べると、ハイセンス・アリーナ周辺の16~21番コートは若干人通りが少なく「世界の果て」感が漂っている。錦織くんの試合を見届けた後その「果てコート」方面まで足を伸ばしてみた。

勝手に「果て」扱いはしているが、16、17番コートでは大抵有名どころの選手が誰かしら練習していて、カメラを持ったお客さんの絶好のシャッターポイントとなっている。この日はロブレド&フェレール、ハンたん、ジョコビッチ&ティプサレビッチの姿が 








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シュトラーの試合を覗いてみた。初めは普通に調子良さげなシュトラーだったが、暑さのためか次第に顔が「茹でダコ」状態に。一方、セラの顔はそれほど苦しそうではない。そして、やはりと言うかシュトラーは逆転負けを喫した。

もしかすると頭が「茹でダコ」っぽくなってきたら人体的に危険信号なのではなかろうか。というか、全豪の時期を2月にずらしてほしいという選手たちの要望はもっともなのだ。だって、はっきり言って1月後半のメルボルンなんて、年にもよるけど屋外でテニスをするような気候じゃないし!

しかし、今後も選手からの要求が受け入れられることはないだろう。なぜならば、オーストラリアの学校の夏休みは1月いっぱいまでで、全豪が2月開催となるとボールキッズの召集が不可能になるからだ。半月間無給で炎天下の中、時には真夜中まで走り回ってボールを拾ってくれる人間が、他にどこで見つけられるというのか!

Men's Singles - 1st Round
Dudi Sela(ISR) def.  Rainer Schuettler(GER)[30]
1-6 6-2 6-4 6-4


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ずっと見たかったガルビスの試合へ。

立ち振る舞いに妙に品がある彼の周囲は、暑い日差しの照りつけるコートの中にあってもそこだけひんやりした印象。そして、なんなんだ、その肌の透明感は。私の肌と交換してほしい。垢抜けないヘアスタイルが却って品の良さを一層際立たせていた。

その他では、「上げて打つ!」「上げて打つ!」みたいな感じのモンタネスのすごいクイック・サーブが印象的だった。


Men's Singles - 1st Round
Ernests Gulbis(LAT) def.  Albert Montanes(ESP)
6-3 6-2 6-3


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あゆみちゃん、出だしは好調だったがいつの間にか逆転されてそのまま終わってしまった。

試合後スタンドを去る際、知人の方から声をかけられた。

「来てたのー?錦織くんの試合も見てた?」
「見ましたよー。残念でしたね」
「結局残ったのは愛ちゃんだけね」
「そうですね」

とかそんな会話を交わした。わずか30時間ほど前には日本人選手の活躍を期待して希望に満ち溢れていたのに・・・・・。まあ、また来年だ。

Women's Singles - 1st Round
Tatjana Malek(GER) def.  Ayumi Morita(JPN)
7-6(4) 6-2

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