Monday 26 October 2015

土居美咲選手 WTAルクセンブルグでツアー初優勝おめでとう!!




Misaki Doi wins the 1st title in LuxembourgWTAルクセンブルグ・オープン(賞金総額22万6750ドル)決勝で、土居美咲選手がモナ・バーテル(ドイツ、55位)を6-4、6-7(3)、6-0で下し、見事ツアー初優勝を飾りました。おめでとう!!

美咲ちゃんは今大会ノーシードながら1Rで世界ランク20位、第4シードのペトコビッチにフルセットで勝利。準々決勝では、第5シードで元世界No.1のヤンコビッチを下しての勝ち上がり。しばしばラインすれすれに決まったフォアのダウン・ザ・ラインなどは、同じサウスポーのナダルを彷彿させる弾道でした。準決勝で見たバックのスライスも良かった。

思い返せば、08年の全豪ジュニアで初めて美咲ちゃんを見てから7年。そう言えば、あの時の立派な体格に恵まれながら行動がせこかった3Rの相手は今どうしているのだろう?えっ、1039位?子供の頃からせこい振る舞いが身に染み込むと、やはり大成は難しいようですね。

その後メルボルンでは痙攣によるリタイアを初めて経験したり、本戦出場の男女日本勢6名全員が2R進出を果たした時の一人になったり、シャラポワにダブルベーグルを食らったり、うっかり椅子に座れないほどの強烈な日差しの下ヤンコビッチと戦った試合等がありました。

今年はフォアが目に見えて威力を増した美咲ちゃんですが、全仏2Rのvsイワノビッチ戦や全米2Rのvsベンチッチ戦等、トッププレーヤーに善戦しながら勝ち切れなかった悔しい試合がいくつかあっただけに、この度のブレークスルーには嬉しさ倍増!誰かの優勝で涙が出たのは、去年の東京の錦織くん以来です。

今回の優勝により、美咲ちゃんの世界ランクは92位から一気に自己最高位の60位へジャンプアップ!日本女子No.1の座も取り戻しました。これは先日の日比野菜緒選手のツアー初優勝が、美咲ちゃんにも良い刺激を与えたと見て良いのかな?いずれにせよ、男子だけでなく女子でも嬉しいニュースが聞けるのは有難いことです。今後も引き続きこのような機会が少しでも多く訪れんことを!

Tageblatt Online - Doi siegt auf Kockelscheuer – Sport (決勝当日の画像たくさん有)

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考えていることがダイレクトに顔に出るクリスチャン・ザハルカ・コーチもありがとう!



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ところで決勝の第3セット、バーテルの崩れようは目に余るものがありました。しかし、昨日に限って言えばサンキューモナ、アイラブユー。

CropperCapture[35]また2Rのゲームセット間際、美咲ちゃんのライン際に決まったショットにクレームをつけるペトコビッチに対する主審の眼差し(画像上)が傑作でした。

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こちらは本年度のWTAルクセンブルグ・オープン・チャンピオン。えー、誰かしらねー?

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