Wednesday 3 September 2014

全米2014 DAY9でひとりごと

DAY 9: TUESDAY, SEPTEMBER 2 (DAY9の全ての結果はこちらで)


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Men's Singles - Round 4
Gael Monfils (FRA) [20] defeats Grigor Dimitrov (BUL) [7]
7-5 7-6(6) 7-5


第20シードのモンフィスは第7シードのディミトロフをストレートで下し、全仏に続いて今年二回目のグランドスラム・ベスト8入り。モンフィスは今大会まだ失セット0。

1セットリードで第2セットも1ブレークアップとしていたモンフィス。しかし、その後ディミトロフにブレークバックを許し、次のゲームも40-0とされたことで自分のプレーに腹を立てたらしく、リターンで突飛な行動に。



こんなふざけた態度を取りながらストレートで勝つなんて。

***

Men's Singles - Round 4
Roger Federer (SUI) [2] defeats Roberto Bautista Agut (ESP) [17]
6-4 6-3 6-2


フェデラーはバウティスタ-アグーにストレート勝ちで、全米ではこの11年で10度目のベスト8入り。
試合後のオンコート・インタビューで、ネットプレーについて尋ねられたフェデラーは

「以前はコートが速かったり、ベースライン・プレーの調子が悪い時にサーブ&ボレーをしていた。今、前に出て行けることに満足している。ネットに出るにはかなりの素速さと爆発力が必要で、それを取り戻せたから。ネットでいい感触を持てているのでハッピーだ。予測や読みが必要で、それがとても上手くいっているから。この調子で続けていきたいね」

Attacking Federer Reaches US Open QFs - Tennis - ATP World Tour

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Men's Singles - Round 4
Tomas Berdych (CZE) [6] defeats Dominic Thiem (AUT)
6-1 6-2 6-4


第6シードのベルディヒはティームに7回ブレークポイントを握られながらも、一度もブレークは許さずストレートで勝利。

若いティームを相手に戦ったベルディヒのコメント。

「自分が若くて昇り調子で、4Rをプレーしていた時のことはまだ覚えている」
「僕がシード選手に勝って、準々決勝に進めるようになるまでは随分かかった。(ティームも)少し待って、もっと経験を積む必要がある。彼はとても才能がある選手で、本当にいいプレーをしている。パワーもいいショットも持っているのは間違いない」

準々決勝でチリッチに勝てば、2012年以来の全米ベスト4進出となることについては

「マリン(・チリッチ)は今日本当にいい試合をした。彼は今年とても良くなっているし、いいプレーをしている」
「僕はボールをいい感じでクリーンに打っている。それが僕に必要なこと。それが僕のプレーの良い所。今日は少しエネルギーを温存できて、彼と比べればそれは良かった。もう一試合だ」

Tomas Berdych Sweeps Past Dominic Thiem To Reach US Open QFs - Tennis - ATP World Tour

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Men's Singles - Round 4
Marin Cilic (CRO) [14] defeats Gilles Simon (FRA) [26]
5-7 7-6(3) 6-4 3-6 6-3


チリッチは全豪2Rでフルセットで敗れていたシモンに、今回はフルセットで勝利。5回目の対戦で初勝利となり、ウィンブルドンに続きグランドスラム二大会連続のベスト8。

チリッチは準々決勝で対戦するベルディヒについて、

「トマシュはとても危険なプレーヤー。彼は年間通して安定している」
「本当に彼を倒そうとすれば、常にベストのプレーを強いられる。対戦することになれば、自分のテニスをいいレベルに上げられるといいな」
「彼は倒せない相手ではないが、間違いなくとても厳しい課題だ」
「でもグランドスラムの準々決勝なら、お互いにとってこれはいい機会だと思う」

準々決勝でベルディヒに勝てば、2010年全豪以来のベスト4進出となることについては、

「この4、5ヶ月はより安定したプレーができている。自分のプレーは概して良くなっていると思うし、新しいスタイルでプレーすることも学んだ」
「数年前よりは少しいいサーブが打てている。自分のプレー、コートで何をすべきか、コートで自分がどう感じるかを探るためにどうしても何試合か必要だったけど、今はいい本当にいい状態にあると思う」

Cilic Survives In Five at US Open - Tennis - ATP World Tour

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Women's Singles - Quarterfinals
Caroline Wozniacki (DEN) [10] defeats Sara Errani (ITA) [13]
6-0 6-1


ウォズニアッキはエラーニをストレートで下し、2011年全米以来3年ぶりのグランドスラム・ベスト4入り。

ウォズニアッキが2セットでウィナー26本ですって?!

***

Women's Singles - Quarterfinals
Shuai Peng (CHN) defeats Belinda Bencic (SUI)
6-2 6-1


28歳のペン・シューアイは17歳のベンチッチを下し、キャリア初のグランドスラム・ベスト4。

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Men's Doubles - Quarterfinals
Bob Bryan (USA) [1] Mike Bryan (USA) [1]
defeats David Marrero (ESP) [7] Fernando Verdasco (ESP) [7]
6-2 4-6 6-4


Men's Doubles - Quarterfinals
Scott Lipsky (USA) Rajeev Ram (USA)
defeats Eric Butorac (USA) [12] Raven Klaasen (RSA) [12]
6-3 7-6(4)


全米優勝4回の第1シード、ブライアン兄弟は第7シードのマレーロ&ヴェルダスコ組に、これまでグランドスラムはそれぞれベスト8が最高だったリプスキー&ラム組は全豪準優勝の第12シード、ブトラック&クラーセン組を下しベスト4入り。

男子ダブルスのトップハーフは、アメリカのおっさんペア同士が激突。

***

Women's Doubles - Quarterfinals
Martina Hingis (SUI) Flavia Pennetta (ITA)
defeats Kveta Peschke (CZE) [5] Katarina Srebotnik (SLO) [5]
6-4 6-3


ヒンギス&ペネッタ組は、第5シードのペシュケ&スレボトニク組をストレートで下しベスト4。ヒンギスのグランドスラム・ダブルス準決勝進出は、02年全豪でアンナ・クルニコワと優勝して以来12年ぶり。

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Women's Doubles - Quarterfinals
Cara Black (ZIM) [3] Sania Mirza (IND) [3]
defeats Zarina Diyas (KAZ) Yi-Fan Xu (CHN)
6-1 1-0 Ret.


Women's Doubles - Quarterfinals
Ekaterina Makarova (RUS) [4] Elena Vesnina (RUS) [4]
defeats Venus Williams (USA) Serena Williams (USA)
7-6(5) 6-4


第3シードのブラック&ミルザ組はディヤス&シュウ組のリタイヤにより、第4シードのマカロワ&ベスニナ組はウィリアムズ姉妹組をストレートで下しそれぞれベスト4進出。

***

Junior Boys' Doubles - Round 1
Omar Jasika (AUS) [6] 中川直樹 [6]
defeats Reilly Opelka (USA) Alex Rybakov (USA)
6-2 7-5


中川&ヤシカ組は初戦突破。

中川選手のペアの名前に見覚えがあると思ったら、一昨年のスーパージュニアでキルギオスと組んでダブルスに出場、決勝で敗れた後怒って表彰式に出てこなかったという選手でした。急遽代役の子が出席した表彰式の写真は、何度見ても笑えます。

スーパーJr.で不思議な表彰式

***

Junior Boys' Doubles - Round 1
Stefan Kozlov (USA) [1] Andrey Rublev (RUS) [1]
defeats 松村亮太朗 (JPN) 山崎純平 (JPN)
6-2 4-6 [10-6]


今月南京で行われたユース・オリンピックで銅メダルを獲得した松村&山崎組は、ウィンブルドン準優勝の第1シード、コズロフ&ルブリョフ組に敗退。

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最後につい先ほどTwitterで流れてきた、最近で一番びっくりした衝撃画像です。


こら!「女装の男?」なんて言っているのは誰ですか!スアレス-ナヴァーロ、26歳の誕生日おめでとう!

2 comments:

  1. こみねさん、ごぶさたしています。
    怒って表彰式に出てこないってなかなかのキャラですね。
    代役の子は、ついこないだ薬物の陽性反応が出たと話題になったBradley Mousleyに見えるのですが…

    ReplyDelete
    Replies
    1. まろどんさん、こんにちは。

      ブラッドリー・モーズリー!ありがとうございます。検索しましたら、どうやら間違いないようですね。昨年12月の国内18歳以下で優勝した選手で、オーストラリアの系譜で言えばキルギオスに続くべき選手なのですが、今からパーティードラッグに手を出しているようでは多くは期待できません。

      それにしても、キルギオスやコッキナキスのような一見遊び好きに見えるタイプではなく、モーズリーのような印象に残らない地味な子が安易に薬物に走るのが興味深いです。

      Delete

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