Sunday 22 June 2014

ウィンブルドン2014 男子優勝予想

続いて男子です。

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名前の後ろの数字はシード。


第1クオーター


●気になる1R


☆ユルゲン・メルツァー vs ジョー-ウィルフリード・ツォンガ[14]

前哨戦スヘルトーヘンボスで、昨年9月のクアラルンプール以来となるベスト4入りを果たしたメルツァー。ツォンガの初戦の相手としてはやや手強い相手か?


☆エルネスツ・ガルビス[12] vs ユルゲン・ゾップ

ラトビア vs エストニア。ツアーでは滅多に見られないバルト三国対決。


☆マリンコ・マトセビッチ vs フェルナンド・ヴェルダスコ[18]

全仏でグランドスラム13回目の挑戦にして初勝利を挙げたマトセビッチ。また連敗街道なんてことにならないためにもここは頑張れ。でも、相手ちょっと強すぎ。


☆ヴィクトル・ハネスク vs トマシュ・ベルディヒ[6]

長身ビッグサーバー対決。昨年まで7年連続グランドスラム一大会で1R敗退中のベルディヒですが、今年はまだありません。ということは、そろそろ?


●実現したら面白そうな試合


☆2R ノバク・ジョコビッチ[1] vs ラデク・ステパネック

去年の全豪3Rは楽しい試合でした。ステパネックには是非ウィンブルドン3年連続の初戦突破を。


☆4R エルネスツ・ガルビス[12] vs トマシュ・ベルディヒ[6]

昨年の1Rでガルビスが勝った試合は昨日のことのように思い出されます。過去の対戦成績はベルディヒの4勝3敗ですが、今回は?


☆2R ノバク・ジョコビッチ[1] vs ジョー-ウィルフリード・ツォンガ[14]

あーあ、ツォンガがジョコビッチに勝ったらいいのになあ……ま、ないな。


ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ

***


第2クオーター


●気になる1R


☆スティーブ・ジョンソン vs ロベルト・バウティスタ・アグー[27]

前哨戦スヘルトーヘンボスでツアー初優勝を果たしたバウティスタ・アグーと、通常のランクでは68位ながらレースランキングでは33位に付けているジョンソン。今季赤丸急上昇の二人が初戦で激突。


☆ダスティン・ブラウン vs マルコス・バグダティス

キャラが立っている対決。


☆サミュエル・グロス vs アレクサンドル・ドルゴポロフ[21]

前哨戦を足の故障で欠場したドルゴポロフ。状態次第ではノッティンガムCH準優勝、ウィンブルドンでも予選を突破したグロスの強烈なサーブに苦しめられそう。


●実現したら面白そうな試合


☆2R グリゴール・ディミトロフ[11] vs ドミニク・ティーム

おそらくディミトロフが勝つでしょうが、注目したい一戦。


☆3R アンディー・マレー[3] vs ロベルト・バウティスタ・アグー[27]

前哨戦優勝のバウティスタ・アグー。連戦で疲れた状態でマレーと当たっても勝ち目は薄いかもしれませんが、当たって砕けろ。


☆3R ケビン・アンダーソン[20] vs ファビオ・フォニーニ[16]

真面目な人とふざけた人が試合をしたら何が起こるのか、単純に興味を惹かれます。


☆3R アンドレアス・セッピ[25] vs ダビド・フェレール[7]

前哨戦を珍しく体調不良で欠場したフェレール。ウィンブルドンには出場できそうですが、回復の具合次第ではセッピにチャンスも。


☆QF アンディー・マレー[3] vs グリゴール・ディミトロフ[11]

マレーさんがきっと勝ってくれると信じています。


ベスト4 → アンディー・マレー


***


第3クオーター


●気になる1R


☆杉田祐一 vs フェリシアーノ・ロペス[19]

グランドスラム予選18回目の出場にして、今回初めて本戦出場を果たした杉田選手。初戦の相手は前哨戦のクイーンズ準優勝、イーストボーン優勝と芝を最も得意としかつ絶好調のフェリシアーノ・ロペス。昨年末のインタビューでは引退前に成し遂げたいこととして、「ウィンブルドンの過去最高成績ベスト8を上回ること」と話した事から見ても、今大会には並々ならぬ意気込みを持って臨んでくるはず。相手にとって不足なし!


☆ジル・ミュラー vs ジュリアン・ベネトー

強力サーブを武器に今年だけでチャレンジャーで優勝4回のミュラーと、三大会連続で初戦敗退中のベネトーが対戦となると危険な香りが漂います。


☆パオロ・ロレンツィ vs ロジャー・フェデラー[4]

マトセビッチと並ぶグランドスラム12大会連続初戦敗退記録を持つロレンツィ。マリンコは全仏で無事卒業と相成りましたが……全米頑張って。


●実現したら面白そうな試合


☆2R イエジ・ヤノヴィッツ[15] vs レイトン・ヒューイット

ウィンブルドンに賭けている選手と言えば、忘れてならないのはヒューイット。昨年のワウリンカ戦に続きシードダウンの期待も。


☆2R ロジャー・フェデラー[4] vs ジュリアン・ベネトー

一昨年3Rでフルセットの熱戦を演じた同い年のフェデラーとベネトー。是非再戦を。


☆QF スタニスラス・ワウリンカ[5] vs ロジャー・フェデラー[4]

スイス・トップ2の直接対決なるか?


ベスト4 → ロジャー・フェデラー


***


第4クオーター


●気になる1R


☆錦織圭[10] vs ケニー・ドゥ・シェペール

ハレではベスト4とまずまずの成績を残した錦織くん。初戦の相手は203cmのドゥ・シェペール。現在は66位ながら、昨年のウィンブルドンは4R進出と好成績。油断は禁物ですが、錦織くんならきっと大丈夫でしょう。


☆伊藤竜馬 vs シモーネ・ボレリ

杉田選手と共に、初めてグランドスラム予選を突破しての本戦入りを果たした竜馬選手。相手はラッキールーザーの132位、ボレリ。このチャンスを生かしてウィンブルドン本戦初勝利を!


☆リシャール・ガスケ[13] vs ジェームス・ダックワース

前哨戦イーストボーン準優勝のガスケは、予選を勝ち上がったダックワースと対戦。


☆ニック・キルギオス vs ステファン・ロベール

トップ200の最年少、19歳のキルギオスはノッティンガムCH優勝によりワイルドカードを獲得、ウィンブルドン本戦初出場へ。唯一の対戦である昨年2月のシドニーCHで既に勝ったことがあるステファン・ロベール相手に初戦突破なるか?


☆ラファエル・ナダル[2] vs マルティン・クリザン

ウィンブルドンではこの2年、2R、1Rと早期敗退が続いているナダル。W杯では母国スペインが早々に予選敗退を決め、ナダルとしては自分の試合に集中する環境は整っているはずですが、ショックを引き摺っていれば今年も初戦から苦戦必至?


●実現したら面白そうな試合


☆3R 錦織圭[10] vs フィリップ・コールシュライバー[22]
☆4R 錦織圭[10] vs ミロシュ・ラオニッチ[8]

錦織くんのウィンブルドンは過去3Rが最高と、他の三大会と比べると若干見劣りする成績ですが、体の状態さえ良ければ今年はもう少し先へ行けるはず。過去コールシュライバーとは対戦がないものの、ラオニッチには2戦2勝。そう言えば、ジム・クーリエが今年の全豪4R、vs ナダル戦の解説時、

「ウィンブルドンの錦織が見たいね」

と話していましたっけ。私も見たいです!


☆2R ラファエル・ナダル[2] vs ルカシュ・ロソル
☆3R ラファエル・ナダル[2] vs イボ・カルロビッチ[29]
☆4R ラファエル・ナダル[2] vs リシャール・ガスケ[13]
☆QF ラファエル・ナダル[2] vs 錦織圭[10]

一昨年の2Rで、当時100位のロソルがナダルを下した試合は今でも語り草。カルロビッチは35歳を迎えた今年、準優勝2回と好調。この中でナダルにとって最も脅威になりそうにないのが、4Rで対戦濃厚のガスケなのがガスケ好きな私としては悲しかったり。準々決勝で錦織くんと対戦ともなれば、錦織くんはマスターズ・マドリード決勝の借りを返さない訳には行かないでしょう。ナダルは最悪でも準々決勝までは残ること!


ベスト4 → 錦織圭

優勝 → 錦織圭

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